父の写真があるネガを写真屋に持っていった。
CDにするのにどのぐらい料金が掛かるかと思ったら、フィルム2本分+CD代(約300円)で1,800円ぐらい。安かったらあれもこれもCDデータにしておこうかと思ったが、それなりにお金が掛かるものだ。しかも半分以上元夫が映ってて見たくない。気が向いたらまた考えよう。
しかし子供の写真ばかりで、親の写真のないこと。子供にばかり執着して周りに目が行ってなかったのだろう。これでは元夫に愛想もつかされても仕方ないと素直に反省する。(でももう20年近く過去の事さ。)
若い娘さんに言いたいのは、子供の写真も大切だけど、親の写真、旦那の写真もちゃんと撮っておこう。周囲分けへだてなく愛情を注げているか、子供だけに執着しているかは昔の写真を見ると一目瞭然である。
そして、今になると子供の写真より親の写真の方が大切になったりする。
プロに任せればちょちょっとやってくれるのかと思ったら、3時間掛かるという。家に帰っても暑いだけだし、時間をつぶすのに苦労した。たまたま入った店が、節約モードで冷房が高めだったので、ノドが乾く。しかしまたどこかに行って車から降りて駐車場を出て・・・って言うのを繰り返せば体がおかしくなりそうなほど、暑すぎる!!!
そんなこんなで用意できた写真も10枚程度。
施設に持っていくと、看護婦さんたちがキャーと喜んで、「担当のHさんにぜひ持って行ってください」「後で拝見していいですか?」「私もいいですか?」と口々に言われ、ビックリしてしまった。
皆さん、そんなに父の事を愛してくださっているのかと。
親子でもなければ、ここに来た時は既にボケ老人である。その父の昔の写真をそこまで楽しみに見てくださるとは、なんてここのスタッフさん達は優しいのか。
「お父様のお若い頃の写真もありますか」と言われてしまったが、残念ながら無い。
それどころかkekeが生まれる前の自分の写真すらない。「度重なる引越しで・・」と言ってしまったが、親から渡された自分の昔の写真は、最初の離婚で着の身着のまま家を出た時に置いてきてしまったのだ。その時も父が「必要なものもあるだろう、一緒に取りに行こう」と言ってくれて、とりあえず必要な服などは1度引き上げてきたが、写真も卒業証書も置いてきてしまった。まったく情けないことだった。
だから、元夫が家を出る時は、自分の写真をそんな風に亡くしてしまったから、彼のアルバムはわざわざ出して荷物に一緒にしておいた。本当は腹が立って燃えないゴミで捨ててやろうかと思ったけど、自分がそれでとても残念な思いをしたものだから、彼親が大切に作ったアルバムだけは武士の情けで、他の荷物と一緒に持っていけるようにした。もちろん出て行く方は過去を捨てたいと思っているから、そういうものの存在はその時は忘れている。そういうものなのだ。
あれだけはそれで良かった。もう赤の他人となった人間の昔のアルバムを持ってても意味が無いし、復讐で(?)捨てる事も今となれば意味が無い。あるべき所に持って行ってもらって本当に良かったと思う。
「今日写真を持って行ったよ」と夜、妹に電話しようとしたが、居ない。留守のようだ。
ブログを書いたらメールでも打とうと思ったら、先ほど妹からメールが来た。
「写真をありがとう!さっそく看護師さんが貼ってくれてたよ。」どれもいい写真ばかりだね、ありがとう、と書いてあった。
昼間時間が取れなくて、こんな夜に父に会いに行っていったのか。。。。スタッフも優しい人ばかりだけど、やはり妹は父思いである。
父の歌声の入ったテープを持って行き、看護師さんと一緒に聴いたと言う。
今度行った時は父の歌声を久しぶりに聴けると思うと楽しみだ。
CDにするのにどのぐらい料金が掛かるかと思ったら、フィルム2本分+CD代(約300円)で1,800円ぐらい。安かったらあれもこれもCDデータにしておこうかと思ったが、それなりにお金が掛かるものだ。しかも半分以上元夫が映ってて見たくない。気が向いたらまた考えよう。
しかし子供の写真ばかりで、親の写真のないこと。子供にばかり執着して周りに目が行ってなかったのだろう。これでは元夫に愛想もつかされても仕方ないと素直に反省する。(でももう20年近く過去の事さ。)
若い娘さんに言いたいのは、子供の写真も大切だけど、親の写真、旦那の写真もちゃんと撮っておこう。周囲分けへだてなく愛情を注げているか、子供だけに執着しているかは昔の写真を見ると一目瞭然である。
そして、今になると子供の写真より親の写真の方が大切になったりする。
プロに任せればちょちょっとやってくれるのかと思ったら、3時間掛かるという。家に帰っても暑いだけだし、時間をつぶすのに苦労した。たまたま入った店が、節約モードで冷房が高めだったので、ノドが乾く。しかしまたどこかに行って車から降りて駐車場を出て・・・って言うのを繰り返せば体がおかしくなりそうなほど、暑すぎる!!!
そんなこんなで用意できた写真も10枚程度。
施設に持っていくと、看護婦さんたちがキャーと喜んで、「担当のHさんにぜひ持って行ってください」「後で拝見していいですか?」「私もいいですか?」と口々に言われ、ビックリしてしまった。
皆さん、そんなに父の事を愛してくださっているのかと。
親子でもなければ、ここに来た時は既にボケ老人である。その父の昔の写真をそこまで楽しみに見てくださるとは、なんてここのスタッフさん達は優しいのか。
「お父様のお若い頃の写真もありますか」と言われてしまったが、残念ながら無い。
それどころかkekeが生まれる前の自分の写真すらない。「度重なる引越しで・・」と言ってしまったが、親から渡された自分の昔の写真は、最初の離婚で着の身着のまま家を出た時に置いてきてしまったのだ。その時も父が「必要なものもあるだろう、一緒に取りに行こう」と言ってくれて、とりあえず必要な服などは1度引き上げてきたが、写真も卒業証書も置いてきてしまった。まったく情けないことだった。
だから、元夫が家を出る時は、自分の写真をそんな風に亡くしてしまったから、彼のアルバムはわざわざ出して荷物に一緒にしておいた。本当は腹が立って燃えないゴミで捨ててやろうかと思ったけど、自分がそれでとても残念な思いをしたものだから、彼親が大切に作ったアルバムだけは武士の情けで、他の荷物と一緒に持っていけるようにした。もちろん出て行く方は過去を捨てたいと思っているから、そういうものの存在はその時は忘れている。そういうものなのだ。
あれだけはそれで良かった。もう赤の他人となった人間の昔のアルバムを持ってても意味が無いし、復讐で(?)捨てる事も今となれば意味が無い。あるべき所に持って行ってもらって本当に良かったと思う。
「今日写真を持って行ったよ」と夜、妹に電話しようとしたが、居ない。留守のようだ。
ブログを書いたらメールでも打とうと思ったら、先ほど妹からメールが来た。
「写真をありがとう!さっそく看護師さんが貼ってくれてたよ。」どれもいい写真ばかりだね、ありがとう、と書いてあった。
昼間時間が取れなくて、こんな夜に父に会いに行っていったのか。。。。スタッフも優しい人ばかりだけど、やはり妹は父思いである。
父の歌声の入ったテープを持って行き、看護師さんと一緒に聴いたと言う。
今度行った時は父の歌声を久しぶりに聴けると思うと楽しみだ。