きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

帰り道

2014-07-05 | 父の記録と母の思い出
今日も父の所に行って来る。

今日は痰がそれほどからんでいないのかまだ楽そうではあったが、息をするのも苦しいのかもしれない。
その後妹とも電話で話したが、妹は週に2回ぐらいなるべく今は行くようにしていると言う。

看護師さんが娘さんが来ましたと声を掛けてくれるのはうれしいけれど、寝てる時はそのままゆっくり寝かしておいてあげてもいいかもって気持になるんだよね、と言ったら、妹も分かる分かると言っていたので自分だけではないんだなと思う。

もちろん、会えるのは今だから今を大切にしていくのだけど、思い出すのは元気だった頃のこと。
一緒に歌を歌ったり、kekeをかわいがってもらったり、買い物に行ったり、あぁあの頃は楽しかったんだなと思い出す。そしてそれがあることをうれしく思う。

今年の夏休みはあまり多くなく5日間で、nanuさんも秀クンも奥さんの両親に会ったり一緒に旅行をしたりするみたいだ。
そんな話を聞くと、あぁあの頃、と思う。
私にもあったなって思うんだ。

親ってたぶん、そういうすれ違い方をする存在なんだろうと思う。


次に必ず思うのは、kekeのこと。
私もいつか弱ってしまう日がくるのだろう。
その時、友達でも家族でも誰かkekeのそばにいてくれるといいけれど。

父がうれしかったのは、元気な時にいつも笑っていたこと。
本当にいつも楽しかったのだろう。
幸せだったのだろう。
それが自分の何よりも励みになるから、私もそう生きていこう。

いつかkekeが振り返る時、こんなに楽しかったというひとコマをこれからは刻んでいきたい。あの頃もよかったなってそういう時代を。

毎回そんなことを同じように考えながらCDを止めて、父の好きだった歌を思い出す。