津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

高濱虚子の句碑

2009-09-19 21:57:11 | 熊本
 熊本県立図書館がある場所は、かっての細川内膳家の屋敷跡である。その裏手、江津湖畔の芭蕉林の中に虚子の句碑がある。
        縦横に水のながれや芭蕉林

熊本市島崎五丁目の「釣耕園」は、細川家家臣續弾右衛門が藩主綱利から頂戴した御茶屋である。
        時雨傘やみたれば主受取りぬ

そして八代市古麓町の、家老松井家の菩提寺・春光寺境内には
        天地の間にほろとしぐれかな
                                 とある。
調べてみるとまだまだあるような予感がする。
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細川家家臣・蒲池氏

2009-09-19 14:56:13 | 歴史
 蒲池氏といえば、よく引き合いに出されるのが歌手の「松田聖子」がある。
九州筑紫地方の名族だとされる。
    蒲池物語 www.geocities.co.jp/SilkRoad/1235
    武家家伝-蒲池氏 www2.harimaya.com/sengoku/html/kamati_k.html
    ウイキペディア  ja.wikipedia.org/wiki/蒲池氏

 細川家家臣・蒲池氏の先祖は、「蒲池志摩守嫡子勘解由長官、筑後國山下城在城、秀吉九州下向の節筑前の内にて二百町を賜はり、朝鮮出征中病死・・弟兵庫頭が相続」したとされる。(細川霊感公より)
蒲池家の名を高らしめたのは、五代目・喜左衛門である。

    ■喜左衛門・正定
蒲池崑山 名は正定、通称喜左衛門、崑山と号す。人と為り厳正、人に異る志操あり、
而して性遅鈍、少しも利発なる事なく、言語も即時に出兼る程の人なりしが、器識あり
て大事を処するの才あり、奉行職となり、後には大奉行を兼ね政務の難局に當り、即
座に決し難き事は一夜思案して翌日出仕して陳述するに、必ず奇計妙策にして同僚
同意心服せざる事なしと云ふ。時に三間梯子の称あり、尢名誉ある人なり。
食禄九百石、宝暦改正に力を致して功績大なり。
寛政五年十二月十八日易簀、年六十六。墓は内坪井流長院。
   
  (1)御番頭中着座御免之着座三百石、外ニ三百御足 外御留守居御休メ
  (2)御奉行選挙方中着座 百石、外ニ八百石 宝暦七丑二月十八日当役 村上源氏
       * 父死去時十三歳 扶持方・四人扶持 御中小姓
       * 元文二年正月   百石
       * 元文五年    御小姓役・足高五十石
       * 延享五年八月~宝暦四年八月 御次物頭列
       * 宝暦四年十一月  奉行命 足高四百石
       * 宝暦八年    中老 九百石
       * 安永六年    致仕
       * 寛政五年十一月   死去、七十一才

    *妹和瀬、御茶道萱野家四代宗斎(萱野正勝)室
   
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「おもだか」 とか 「こうぼね」 とか

2009-09-19 09:12:33 | 徒然
                 おもだか(サイト・あなたの知らない自然 から引用)

 一昨日久しぶりに園芸店でかける。妻が花の苗を頂戴してきたが、プランターに植える用土がないために買出しである。400~500㎡はありそうな店内には様々な植物が並べられている。ちょっとした植物園である。妻に声をかけられた時、ふと「おもだか」のことが頭をよぎり、即決での外出となった。過日「家紋・沢潟」でかいた「おもだか」は今の時期が繁殖期らしく、販売していないかとおもったのである。入り口に近いところに水槽があり、いろいろな水生植物が入っている。どうやらメダカなどの小魚を飼育したりする人が購入していくらしい。「ほていあおい」や「こうぼね」と言ったものはあるが「おもだか」はみあたらない。「こうぼね=河骨」もまた家紋に登場する。葵に良く似たデザインだが中々洒落た家紋が多い。しからば「葵」もと捜して発見、それぞれ実物を真近に見るのは初めてで、しばし見入ってしまった。「いやされるわ~」と妻の声・・・ごもっとも・ごもっとも。妻は小さな観葉植物 (スパティフイラム) を買い、私は用土二袋を肩にかついでのご帰還と相成った。

 「おもだか」は今の時期、田圃の中で見受けられるというが、その田圃が身近なところになくなってしまった。どなたか情報をいただけないかと他力本願である。
コメント (3)
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