津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

隅入り角立鼓紋

2009-09-11 21:24:04 | 徒然
 我が家の家紋である。紋帳には見受けられない。写真は我が家に残る「家紋印判」だが、30×31×厚さ9(㎜)に取手(高さ10㎜)が付いている。大変軽い木に彫られている。さて立鼓(りゅうご 又 はりゅうこ)とは果たして何なのか。「大辞林」は次のように紹介している。
   
      りゅう‐ご〔リウ‐〕【▽輪鼓/▽輪子】
 1、鼓(つづみ)のように、胴の中ほどがくびれた形。
 2、平安時代の散楽の曲芸で、1のような形をしたもののくびれた部分に緒を巻きつけ、
   回しながら投げ上げたり、受け取ったりするもの。
 3、紡績具で、紡錘(つむ)に取り付け、調べ糸をかけて回転させるもの。
 4、紋所の名。1を図案化したもの。
 5、武具で、1の形をした指物。
 6、馬術で、馬を1の形のように歩ませるもの。りゅうごのり。

 紋としては、「鼓(つづみ)の胴」は別にあるようなので、(2)が正しいのではないかと思っている。丸に立鼓(まるにりゅうご)/丸に中陰立鼓/反り立鼓(そりりゅうご)/変り立鼓/立つ字立鼓/二つ立鼓/三つ寄せ立鼓/三つ立鼓/四つ立鼓/亀甲立鼓(きっこうりゅうご)などの紋が一般的のようだが、我が家の紋はいささかかわりもんである。


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火天の城

2009-09-11 17:25:41 | 書籍・読書

火天の城


著者:山本兼一
出版社:文芸春秋
価格:1,600円(税込)
(文春文庫では620円ですよ・・) 映画も見てみたい気持ちにさせられますね~


【本の内容】
野望に燃える信長の本拠・安土城築城を託された天下一の棟梁父子が挑んだ前代未聞のプロジェクトの全貌。第11回松本清張賞受賞作。第132回 直木賞候補作

【著者情報】
山本 兼一(ヤマモト ケンイチ)
1956年、京都市に生まれる。同志社大学文学部美学専攻卒業後、出版社勤務をへてフリーランスのライターとなる。99年「弾正の鷹」で小説NON短編時代小説賞、「火天の城」で2004年よりリニューアルされた第十一回松本清張賞を受賞した
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