信長の天下所司代 - 筆頭吏僚村井貞勝 (中公新書)
谷口克広/著
中央公論社(中公新書)
価格:798円(税込)
村井貞勝の子孫が細川家家臣に在る。これは読まねばならないだろう。
実はPさんのブログでつい最近発売されたことを知った。明日は本屋へ走らなければならない。
【本の内容】
元亀四年に足利義昭を追放した後、信長は「天下所司代」を置き、京都支配を行った。本能寺の変までの九年間、一貫してその任にあったのは村井貞勝である。彼は信長の絶大な信頼を得て、市政から朝廷・公家との折衝までを一手に担い、ルイス=フロイスからは「尊敬すべき異教徒」と呼ばれた。武功とは無縁の吏僚でありながら有能を認められて「天下」=京都を仕切り、織田政権の要となった村井貞勝の活躍に光を当てる。
【目次】
第1部 「天下所司代」まで
(信長の成長の蔭で京都での活躍)
第2部 「天下所司代」村井貞勝の日次記
(天正元年(1573)・天正二年(1574)・天正三年(1575) ほか)
第3部 「天下所司代」村井貞勝の役割
(「天下所司代」の仕事について「天下所司代」村井貞勝の評価)