豊前鶴崎の事や舟歌の事、また瀬戸内の海路などについて興味を持っている。鶴崎の舟歌については何度もご紹介してきたが、「御舟歌 復活に寄せて」という本が平成23年に発刊され、歌詞についてはその全貌が見えてきた。
ところがメロディーについては現地・鶴崎には残されておらず、残念の極みである。
ブログ「徒然なかはなし」の主宰者・S様とはお目にかかったことはないが、ブログやメールを通じてご厚誼をいただいている。
Sさまも舟歌に興味を持たれていて、赤穂の坂越の地が細川綱利公とかかわりも深く、此処に残る舟歌が少なからず鶴崎の舟歌に影響を与えているのではないかと推察しておられる。
坂越の舟歌は採譜されており、今般S様の御働きで専門家の手により音声化された。S様にただただ感謝申し上げる次第だが、皆様にもぜひお聞きいただきたい。
http://blog.goo.ne.jp/np4626/e/995b3abfcf2c77ffe2c09c52577448eb
これが海で鍛えた船頭衆の声で音吐朗々と歌い上げられたらすばらしいものであったろうと、感激をしたことであった。
そして鶴崎の舟歌がいつの日か復活されることを願うものである。