ベランダに置いているオモダカを植えた水盤に太陽の光があたってキラキラしている。
そのキラキラが半端ではない。よくよく観察してみたら、ミジンコが大量に泳ぎ回って水面を揺らしていた。
東京のY様からオモダカの球根をお贈りいただいてから6・7年になろうか、荒木田土を購入して水盤に植えたのだが、この土に住み着いていたらしい。
地震の後は水を補給することも忘れ、ひびが入ったところに慌てて水を補給したりしたが、どっこいミジンコは土の中で大繁殖していた。
ことしはそんな状況でオモダカは可憐な花を付けることなく、見ることが出来なかったが、肥料を補給して来年は沢山の白い花を咲かせたいと思っている。
最近ではこのようなささやかな生物の営みがいとおしく思えるようになってきた。後期高齢者の域に近づいて、本格的老人になりつつある。