津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■謎々

2016-09-20 11:24:19 | 史料

 整理中の史料の山から出てきた上妻文庫の「肥後風刺文庫」にあったものである。
天保十一年頃、御殿(花畑邸カ)の脇に落とされていたものを書き写したとある。時の殿様は齊護公、御家老以下は複数人になるので人物の特定はできないが、なかなか辛らつである。
「小麦と掛けて 殿様ととく その心は おまま(食事・・儘)にならぬ」 殿様の事だから「ままにならぬ」では失礼だと「おまま」とするところが面白い。
佐貳とは家老の公式秘書みたいな役職。お楽しみ下さい。
  

コメント
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