津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■雑色草書(3)・・踏み絵のこと

2017-11-15 21:18:26 | 史料

                    

                     御餅のお飾りが見え、踏み絵がお正月に行われることが判る。 

 一九
一冬之内為商賣御領内遠方え罷越居、明ル正月影踏之節居合不申者も有之、不心得ニ候、向後ハ如何様之儀ニて、
 何日より何方え罷越十二月中罷歸可申との趣書付、五人組連判加印ニて別當手前ニ取置可申旨
  但、十一月晦日迄ニ罷歸候者ハ書付ニ不及、十二月朔日ニ可罷歸日積ニ候ハヽ、本行之通相心得候、且正月
  影踏之節歸合不申者ハ、影踏相濟候上早速相達候様

 二〇
一影踏之節他國いたし居候者ハ、三月ニ至り影踏被仰付候、然處三月迄も歸不申者有之不届ニ候、向後影踏ニ懸
 ヶ合不申者ハ、其譯委細差出を以三月前相達候様、本所役人え可申越候、左も無之者ハ四月朔日缺落之段可相達
 候、右之趣致覺悟五人組よりも相互ニ兼て申合候様、尤往來手形相渡候節右之書付寫可渡遣旨
  右明和三年五月日帳

 

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■九博+太宰府天満宮行き

2017-11-15 18:39:03 | 徒然

 史談会の仲間と楽しく九州国立博物館の「新桃山展・大航海時代の日本美術」展行き。
平日ながら大賑わい、心わくわく展示室に入ったのだが、眼鏡がPC用であったため展示品にある説明文が良く見えない。大失敗だ・・・
そこで図録を見ながら約一時間かけてゆっくり展観、かえって頭に入ったような気がしている。

                  新・桃山展 - 大航海時代の日本美術 図録

        「高麗荒木」の画像検索結果 ついにみることができました「高麗荒木」           

昼食を取り、大宰府天満宮に参拝すると、こちらは七五三でお詣りのご家族と、台湾からの観光客(?)で参道から境内までごった返している。
御酒の試飲会も止されていて迷わず顔を出して一二杯、その後お決まりの「梅が枝餅」をいただき、お土産にして帰路に就いた。
小型バンに六人乗り合わせで誠に楽しい往復9時間ほど、だいぶ歩き回って少々疲れたが大いに実りある展観であった。
運転のO氏に感謝、お疲れ様でした。

        七卿落ち 延寿王院の門前の「七卿西竄碑」一部

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