津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■買いました「重ね地図で読み解く京都1000年の歴史」

2018-08-09 20:30:49 | 書籍・読書
    カラー版 重ね地図で読み解く京都1000年の歴史 (宝島社新書)
 
                                   宝島社

内容(「BOOK」データベースより)

半透明の特殊仕様地図で、平安・戦国・幕末と現代を透かして見ることにより、京都1000年間の変遷がひと目でわかるオールカラー街歩き新書です。桓武天皇により遷都されて以降、日本の中枢であり続けた京都の街には、平清盛や豊臣秀吉をはじめとした権力者の思惑が生々しく刻み込まれています。歴史人物のなごりが色濃く残る17の散策コースを楽しみながら、歴史の知識を身に付けることができます。平清盛はなぜ東山に拠点を置いたのか?京都御所はなぜ、平安宮と違う場所にあるのか?なぜ西と東の本願寺があるのか?など、さまざまな疑問に答えます。京都歴史散歩の際、持ち歩きに便利なポケット版ビジュアルガイドブックです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■井田衍義・垣塚しらへ 郡府舊記 二十(1)

2018-08-09 11:37:02 | 史料

 この「垣塚」とは垣塚文兵衛のことである。
             名は尹長、一名文、字は成章、文兵衛と称し、東皐と号す。

             奉行所物書依り昇進して根取となり、擬禄百石を賜る。
             官職制度考を著はす。又書を能くす。會て字體俗様を廃し
             て草体を用いんことを建議せり。著書別に数部あり。
             文政九年七月十三日歿す。享年未詳、墓は大江町北原。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  〇文化八年五月大御奉行嶋田嘉津次殿より書付左之通
 六四一
一肥後國十四郡之内天草何萬石、球磨何萬石右両郡を省、
 殘十二郡、豊後國之内何郡之内何十手永、村數何々村、
 田畝數何ーー、畑畝數ーー、古新地高ーー、都合高七拾
 何萬石、寛永何年御上使御引渡御目録前
  内
 三萬何ーー石    宇土御知行
  差引
 七拾壹萬ーー   御蔵納候、給知撫御土免四つ何分何
          朱何厘
 外ニ
  御物成ニ付候水夫米有之、且又野開小物成、受藪諸運
 上御開所物成何ーー有之、御本方納
一忠利公御代ヶ様/\之見圖帳外之所歟、御天守歟ニ被納
 置候、百年余取扱も無之、蟲喰等ニて切レ/\ニ相成何
 年比裏打をいたし納置候哉
一加藤家何々之帳何冊納有之、右見圖帳等有之候得共、闕
 本等ニて地方之儀不明精、田添源次郎と申者心付地引合
 と申儀を以、寶暦七年より明和六年迄年數十三年ニて相
 濟候節之見圖帳致出來候事
一右以後猶境界混雑之儀有之、何年何某ヶ様/\ニいたし
 改出レハ、田畑畝數何程此納米何程は御郡方納ニ相成候
 事
一右以後荒地多有之、何年何月何某廻在いたし、起方之儀
 申談此納米何程右同断
一御免方之儀、忠利公御入國之時分、ヶ様/\ニていつ之
 比よりヶ様/\、寶暦何年比よりヶ様/\、安永何年何
 月ヶ様ニて潤色帳を堀平太左衛門より相渡其法取行來候
 處、何年何月御郡頭渡邊善右衛門畝例把例早田御徳懸之
 法を改、ヶ様/\ニて其趣を以取行來候處、何年何月よ
 りヶ様/\之撫を以三ツ八歩貮朱何厘之受免被仰付、外
 貮萬石御借物拂之為上米被仰付、尚又凶年之時受免崩候
 節御足米之為、壹歩半米荒地起米有、此儀帳面等混雑い
 たし居候間、文化七年之冬比より申談、同八年何月壹歩
 半米荒地起米之根帳幷御郡方米金銀銭之根帳致出來、引
 除金等之組立成就ニ成候事
 右は古來より之行並を見候計至て簡易ニて、分ラぬ事を
 御帳面數操り御間繁雑ニ相成候てハ當時御無人故不相
 濟、其上隙を取候間、一ㇳ通吟味候て知レ候事計を此
 ヶ條を受書付歟被指出候、已上
一御郡方は前々ハ何と申たる御役間計ニて、いつ比より両
 方ニ分ヶたる哉、右年月
一御郡頭被仰付候初年、中比止ミ又起り、近年御奉行併勤
 之年月ともニ
一御郡御目附は稲津彌右衛門歟津田七左衛門へ初りたる
 哉、左候ハヽ其年月、近年御郡方御目附と成り、又止、
 御目附中兼帯、文化七年何月横田初左衛門御側御取次よ
 り兼帯
一御郡代従前々宅ニて御用相勤、安永六年より詰間出來、
 其後政府之内ニ少計之溜有之たるニてハ無之哉、又詰間
 暫止ミ近比起りたる年月、根役と申儀、猶致出來又止候
 年月
一御郡御吟味役ハ緒方九郎左衛門・田添源次郎ニ初り、後
 内田理三次、此三人ニて定員は三人ニて有之たる哉年月
 等
   已上

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■そよりともせいで秋たつ事かいの

2018-08-09 09:05:38 | 俳句

 あまりにも暑い日が続くと、一昨日が立秋だったなどと聞いても違和感がある。

          そよりともせいで秋たつ事かいの  という、上島鬼貫の句を思い出してごもっともと思ってしまう

昨晩は自衛隊で夏祭りでもあったのか、突然打ち上げ花火があがってベランダから眺めたことであった。
真正面の特等席、数百メートルも離れていないところで物凄い音とともに打ちあがるが、極暑を吹き飛ばしてくれる感じである。

                          

         その次の少し寂しき花火かな   山田弘子


朝の散歩の通りがかりのお宅の玄関先に、ブルーの朝顔が一輪さいていた。


         朝貌や咲いた許りの命かな  
という漱石の句が浮かんだ。

今朝は、夜通し付けっぱなしのクーラーのスイッチを切って、まどを全開してみると、何となく秋めいた風が流れ込んできた。
8月に入ってからずーと35・36℃が続いているが、あと何日こんな状態が続くのやら、76爺には少々寿命を縮めたかと思える大いに身体にこたえる夏であった。
本格的な秋はまだまだ我慢のさきにある。

 


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする