最近は一月毎に病院に行き、いろんなチェックを受けている。
血圧は薬のお陰で平常値を保っているが、血糖値が高く、ほぼ「糖尿病状態」である。
食事に気を付けて運動のために毎朝散歩を続け何とか基準値をクリアしようと必死である。
歩くのは良いのだが、まっすぐ歩けず、酒に酔って歩いているような感じが解消しない。
どうも加齢から来る小脳の異常らしい。「体幹障害」とでもいうのだろうか・・・
頭部のCTスキャンを見せてもらったが、古い脳梗塞の跡だという影があった。
数年前左手がしびれて仕方がなくそのころの事だったのだろう。それから少々体の事を考えなければと思うようになった。
少々遅きに失した感じはあるが、こうなれば主治医の先生に我が身を託して、摂生するのみである。
あと少々長らえて、肥後細川藩侍帳をすべて見直して完全なものにしたいと念じているが、早くしないと後の祭りになりかねない。
今しばらくの猶予を願うばかりである。
PCの中にあるデータは、紙にすることをしないようにしているが、住所録が消えてなくなったのには大いに慌ててしまった。
実はデータを丸ごと「一太郎」に移そうとした際、誤操作をしたのが原因らしい。
そこで昨日は、年賀状その他の郵便物から、新たに住所録を二時間ほどかけて整備した。
処が数が10程減っているから、何方かが脱落している。まだ年賀状の時期までは時間があるから思い出して付け加えなければならない。
もう宛名書きも手書きが辛くなってきて、年賀状等は特にプリントアウトしなければ疲れてしまう。
先日はWiFiの故障で一日半ほどPCが使えず、なんとも手持ち無沙汰ですごしたが、76爺の暮らしにとっても欠くべからざるものである。
〇鐵炮御改之儀、先年書附被仰付候通彌以堅相守、鐵炮
餘人へ借申間敷候、尤鐵炮所持不仕者無断所持仕間敷
事
此一巻左ニ記
七四六
一筆申觸候、然者今度被仰付候鐵炮改之儀ニ付、獵師威
シ鐵炮・用心鐵炮・牢人稽古鐵炮・商賣鐵炮・夫々證文
被仰付筈ニ候、則案文五通指越候間其御心得可有候、同
村之中同類之鐵炮有之ハ、五人ニても十人ニても連判之
書物ニ可被仰付候、尤其者/\之五人組替相見候様可被
仰付候、不及申獵鐵炮・威鐵炮なと一つに證文調候儀ハ
不成筈ニ候、其類之數有之候ハヽ、類寄御調候様と申入
儀ニ候、右證文之案文各御寫候て先々へ被差越、觸留之
所より此方へ可有御返候、已上
貞享五年三月十五日 郡方
七四七
覺
一鐵炮御改之儀、彌以無懈怠可有沙汰候事
一鐵炮借候儀は勿論、借用仕候儀御法度之事ニ候間、堅相
守候様重疊可被申渡候事
一商賣鐵炮賣之候節は、御奉行所へ其段相達、受差圖候様
可有御沙汰事
但、町在共鐵炮質物ニ取遣仕候儀堅無用之事
一支配内浪人取上鐵炮、御郡奉行衆手前ニ取置、幷御百姓
共取揚鐵炮ハ御惣庄屋手前ニ預居候、右之鐵炮彌入念可
被預置候事
一獵師之内闕人有之時は、其者所持之鐵炮早速御惣庄屋手
前に取上、其時々御奉行所へ可被相達候
一缺跡之鐵炮、其もの親類ハ不及申、他郡之者ニても於望
申は、遂吟味其趣可被書出事
一右缺跡望申もの、同村獵師同名無之可被申付事
一缺跡之鐵炮望申もの、幷所替仕候もの共村々之儀、郷帳
面ニ有之村相違無之書出候様可被申付事
一獵師共所替仕度段願候ハヽ、前以御奉行所へ相達、可受
差圖事
一御改帳ニ書出候鐵炮所持之者共之内、闕人有之節は、早
速鐵炮を御惣庄屋手前ニ取置候ハヽ、其段御奉行所へ可
被相達候、所替之儀も右同前可有御沙汰候
一右帳面ニ被書出候者共之名を替候儀を(はヵ)儘ニ不成事ニ候
間、其段可被申付候、若無據様子有之候ハヽ、御奉行所
へ可被相達候
一他國より御國へ來候もの、幷浪人等支配内へ仕候ハヽ、
鐵炮所持仕居候哉之段相改、有無之儀其時々指出可被申
付、御奉行所へ可被相達候、勿論、鐵炮所持仕ニおゐて
ハ早速取揚、玉目書付可被指出事
附、他國より當分為渡世來候者も、即刻相改、鐵炮所
持仕者御惣庄屋手前預置、其段御奉行所へ可被相達候
事
一御改帳ニ被書出候浪人他國へ引越候節、鐵炮持参仕度由
願申候歟、御奉行所へ相達可受指圖事
一右御帳ニ被書出鐵炮所持之もの共、他國へ引越候節、無
断鐵炮持参不仕候様堅可被申付候、尤村庄屋五人組へも
其段可被申付置候事
一右御帳ニ被書出候町幷在々御赦免之鐵炮、損繕候分ハ相
断不申候ても不苦候、玉目替候ハヽ御惣庄屋へ相断、其
時々御郡奉行承届、御奉行所へ可被相達候事
一鐵炮持主共之内、鐵炮取迯仕候歟又ハ盗レ候者有之時ハ、
其段被承届、早速御奉行所へ可被相達事
一支配之御扶持人又は御惣庄屋・一領一疋・地侍・地鐵炮
者御暇被下候砌ハ、被相達、鐵炮所持仕候ハヽ取上置、
其段御奉行所へ可被相達事
一支配之寺社方へも、右之趣を被受、可有御沙汰候事
右之趣被得其意、支配方御惣庄屋幷村庄屋へ堅被申付、末
々迄入念候様ニ可有御沙汰候、此書附之外難被及了簡儀は
御奉行へ可被相達候、以上
元禄四年正月
右之外、事繁により略之