津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■美術館行き

2018-08-21 22:02:40 | 展覧会

ガラシャ展チラシ表面  二の丸小さきものクラブ 
午前中、史談会の例会会場の予約に熊本市民会館迄出かける。その後美術館へ、坂道や階段をへて歩くこと20分ほど、着いた頃には汗びっしょり・・・
本館で「細川ガラシア」展、細川コレクション常設展示室で細川家所蔵のいろいろな小物を集めた「二の丸小さきもの倶楽部」を展観、図録も購入する。
二ノ丸広場からあちこちの櫓の現状を眺めてまわる。暑さで卒倒しそうな感じ、仮設の売店でアイスクリームを食べて一息。
その後O氏と落ち合って大事な要件を済ませて、スリランカ人が経営するというカレー店でスリランカ・カレーを食す。中々美味・・・
通丁筋では、豊後街道125キロを歩く「参勤交代・九州横断徒歩の旅」の子供たちが、約200名ほど隊列を組んで大きな掛け声をかけながら、足を引きずることもなく元気にゴールの熊本城を目指していた。雨は降らなかったものの、強烈な暑さが続いたこの夏、少年たちの得たものは何物にも代えがたい。思わず眼がしらが熱くなってしまった。

帰りには本屋に入って物色するも特別目につく本はなく帰路に就く。3時前には帰宅するもへとへと・・・
今日は散歩を二回した感じ。

                 

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■めだかと暮らす

2018-08-21 16:10:15 | 徒然

 鈴木春信の「めだか掬い」の図だが、こんな按配ではめだかは掬えないだろうと思うが如何だろう。
田んぼの水が落ちぬ内にめだかを捕獲に出かけようと思っていたが、あまりの暑さでそれどころではなかった。
七十半ばすぎた爺が、田んぼの畔とか川のほとりをうろうろしていると、大いに怪しまれること間違いない。
近所のペットショップに時折顔をだして、餌を購入して、水槽の中をながめては楽しんでいる。
猛暑で痛んだ水生植物を買い替えたり結構忙しい。おまけにサカマキガイが大繁殖して、今でも見つけては処分する毎日が続いている。

先に書いたように、めだかの餌にミジンコを育ててみようかと思ったが、育てるのに生青汁の原液に鶏糞を混ぜるのが良いとか聞くと、それだけでおぞけ立ってしまって早々に諦めてしまった。それでも坂田明の「ミジンコ大全」はわが本棚の趣味のコーナーに収まっている。

なにごとも程々にしておくのが良さそうだ。

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■井田衍義・垣塚しらへ 郡府舊記 二十(11)

2018-08-21 06:53:05 | 史料

 六九二
   郡村高辻之覺
                    飽田郡九十四ケ村
一高五萬千三拾三石四斗八升貮合        御本方
 高千貮百九拾四石四斗八升九勺四才      新 地

                    詫麻郡二十九ヶ村
一高壹萬九千八拾八石貮斗三升六合       御本方
 高千貮百七拾九石壹斗七升四合五勺八才    新 地

                    益城郡貮百八十六ヶ村
一高拾貮萬三千四百三拾三石三斗八升      御本方
 高七千三拾石八斗壹升三合七勺九才      新 地

                    宇土郡四十八ヶ村
一高貮萬五千七百九石五斗八升五合       御本方
 高八百七拾三石五斗五升五勺壹才       新 地

                    八代郡六十ヶ村
一高四萬貮千八百七拾七石四斗六升       御本方
 高千三百貮拾五石七斗九升壹合六勺      新 地

                    葦北郡三十ヶ村
一高壹萬七千五百三拾四石五斗六升       御本方
 高千六百三拾五石貮斗五升八合五勺六才    新 地

                    山本郡三十三ヶ村
一高壹萬七千三百八拾七石壹斗         御本方
 高四百拾石六斗六升貮合四勺三才       新 地

                    玉名郡百十ヶ村
一高七萬三千九百貮拾七石九斗貮合       御本方

 高五千貮百四拾九石壹斗壹升八合貮勺三才   新 地

                    山鹿郡四十四ヶ村
一高三萬三千百拾六石九斗六升八合       御本方
 高三百壹石六升八合六勺六才         新 地

                    菊池郡六十七ヶ村
一高貮萬六千四百六拾三石貮斗六升       御本方
 高千四百七石八斗三合四勺七才        新 地


                    合志郡六十ヶ村
一高三萬四千六百九拾壹石壹斗八升       御本方
 高千八百八拾五石貮斗三升六合四才      新 地

                    阿蘇郡八十四ヶ村
一高五萬四千碌百貮拾八石三斗貮合       御本方
一高五千五百九拾八石九斗五升貮合七勺九才   新 地

合高五拾壹萬九千八百九拾壹石四斗壹升五合   御本方
 高貮萬八千貮百九拾貮石四斗五升六合六勺四才 新地方

    右肥後國分


合高貮萬百八石五斗八升五合          御本方
 高千百八拾五石五斗三升貮合四勺五才     新地方

    右豊後國分

合高五拾四萬石                御本方
 高貮萬九千四百七拾七石九升九合七才     新地方
                    拾五郡千八ヶ村

 右之高辻、御代々様御代替ニ付、御判物帳被指上候節之
 高辻帳なり、妙解院様肥後御拝領之時、七拾萬石餘之御
 高ニて御判物被遊御頂戴度御内望之様ニ、内々達上聞候、
 實々右之通之御望被為有候ハヽ、御望之通之高可被成遣
 段、永井右近大夫様を以御内意御座候處、彌以右之通御
 内望無御座、やはり五拾四萬石之高を御判物被遊御頂戴
 度段被仰達候内、三齋様も被遊御意候ハ、肥後國御領國
 五拾四萬石之高ニ被極候儀、加藤家之役人奇特成る事と
 御感賞被遊候由候事
  但、右之通ニて御領地五拾四萬石より御餘計有之儀ハ
  公然たる事、不及申事ニ御座候

 六九三 
   御免方之手數之事
一御蔵納・御給知地方高引
一右同、御土免毎春御受相濟候上、一紙目録幷手永限之小
 前帳共百七十七冊指出候を、御内檢御郡間にて夫々しら
 へ、一紙之帳面調候事
一御蔵納・御給知・新地方共、上知配知又は引畝起畝等有
 之候へハ、高物成田畑之反別崩シ申候ニ付、手永限反別
 を改、指出申候帳面相しらへ申候事
一右同、田畑諸御徳懸一巻相しらへ申候
一右同、諸作色付帳大概四千六百冊程、御代官より毎年差
 出候を、秋ニ至り御損引被仰付候節、御内檢役より手永
 限御免下積帳指出候を以夫々引合、伺目録しらへ立、被
 仰渡相濟候上又々御受之目録被相達候を、一紙目録仕立
 申候
一右同、田畑荒地之内起畝之帳面、毎年御内檢衆より指
 出候をしらへ、一紙之帳面相調候事
一右同、秋御免帳百冊程夫々讀合、算を入候上、右之寫帳
 百冊ほと御代官より調出候を讀合、御印を取、御算用所
 へ仕向申候、尤夫々一紙之帳面相調置申候
一所々御開所徳米、野開上り開畝物類之徳米銀積帳百五拾
 冊程、御内檢より差出候を相しらへ申候
一御代官付札、御算用之證文しらへ、是又御郡頭印形を取、
 右同断
一御年貢皆濟目録之儀、御代官手永の帳面、村々小前帳
 ともニ相添差出候を以、御吟味方へ仕向申候、御郡間扣
 をも取置申候事
一右同、正月十一日目録之儀も右同断
一右同、御算用帳之儀も夫々相しらへ申候、尤御吟味方え
 之仕向ハ無之候事
一諸御郡見圖帳・名寄帳之儀、相しらへ申候
一新知御加費増為拝領候御知行割一巻、幷御書出之筋之御
 添目録しらへ申候
一御知行取衆病死・御暇・閉門之節、知行所幷開建山押指
 帋、又は跡目被為拝領、閉門御免之上知行所引渡指帋、
 起畝引高帋一巻下しらへ仕申候、但隠居家督之節之知
 行所へ沙汰之事共ニ逢しらへ申候
一公儀え被指上候御國中人別改、幷年々影踏、一紙人數相
 改、一紙之帳面相調申候事
一御山方御算用一巻幷熊本廻地子米銀取立御算用帳ともに
 しらへ、御郡頭印を取置、御算用所へ遣申候事
一御門松年始飾物・御家中拝領門松・寺社共相しらへ申候
 事
一熊本御作事所御用之伐置竹、其外家萱古猫伏之外、切縄
 類一切割賦物之事
一御用澁、御掃除方・河尻御作事所御用御船方・御普請方
 其外鶴崎用水方、竹縄・蕨縄類割賦之事
一御天守方御船手御用鶏之尾拂方之事
一御國中所々橋懸直入用銀、御馬飼料代・御國江戸荒仕子
 御郡限出夫柄之割、且臨時之出米銀割賦之事
一御圍籾、其外上々様御用大小豆・大小麥・其外籾稗一切
 御用之品々被召上候御臺所御用諸拂物取計之事
一御赦免開建山帳しらへ之事・譲渡ニ付手數有
一水夫二ノ口米根帳貮百冊程引合算入申候、請方目六引合
 申候事
一御年貢米所々御蔵之日々納高達有之候を、扣方相しらへ
 尤御年貢催促等之事、右之帳を以及達候付、日々相しら
 へ申候事
一御家中地子内作證文・御年貢小前帳、手永限御代官よ
 り年々調出候を、夫々しらへ御勘定所へ仕向候事
 右は御郡間之手數、併局以後當御郡方しらへ之て數貮て
 候事

 

 

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