熊本史談会の6月例会に於いては、少々歴史から離れて、世界のどんぐり博士で会員のS氏の「ヒマラヤの東西を分ける世界のドングリ文化」をお聞きすることにした。たまには歴史の話から離れるのも良かろうと思ったがゆえである。
この写真は我が家の近所で撮影した「ドングリ」の赤ちゃんである。まだ5㎜にも満たない大きさである。
よくよく見ると通常我々が「棒樫」(シラカシか)と読んでいる樹木だと思われる。この写真のお宅もそうだが熊本ではよく生垣に用いられている。
ウィキペディアをみると、「ドングリ(団栗、英: acorn)とは、ブナ科の、特にカシ・ナラ・カシワなどコナラ属樹木の果実の総称である」と記されている。
私は小学生のころ、学校の行事で立田山にドングリ拾いに出かけた。ここではドングリとともに「椎の実」を拾ったものだが、先生から見分け方を教えていただいたのだろう、結構量を拾って持ち帰って焙烙で焼いて食べた思い出がある。(生でも食べられるが・・・)
「椎の実」も一応「ドングリ」の範疇ではあるらしい。ドングリと違い「殻斗」で覆われている。こちらは現在では町中で見ることはあまりない。
神社などに大木があると聞くが、以前出かけた西園神社の敷地内が一面ドングリで覆われた風景に出くわしたが、これがまさにそうであったのかもしれない。
あちこちの遺跡から食料としてのドングリが発見されているらしいが、熊本県立装飾古墳館では時折ドングリクッキーを作ったりするイベントがあったように記憶するが今でもやっているのだろうか?
cookpadから引用
当日のお話を楽しみにしている。