朝の散歩で見つけた実生の欅と松である。欅は11本がまるで林のような形である。高さは約9㎝ほどだがすぐ成長することだろう。
もう少し成長したら、頂部を詰めると脇からまた芽を出して風情を作ってくれることだろう。
「松」の方は高さは5㎝にも満たないもので、下葉も見えないところを見ると、一年生か。
自衛隊の敷地の中には、随分背の高い松が数多く見受けられ、種を飛ばしたものだろう。
自衛隊周辺の街路樹は桜と楠が多くみられる。路側帯には低木が植えられているが、ここにはいまの時期、いろんな種類の実生の
植物が見受けられる。一番多いのは「欅」で圧倒的である。そのうちには剪定されて、路側帯本体の「つつじ」などと一所に共生
することになる。松などはこの高さまで成長するには10年以上かかるだろう。成長した松が見受けられないのは、枯れ死したので
はないかと推測している。
夫々掘り起こして持ち帰ってきて、「欅」は鉢植え、「松」は水コケで巻いてしばらく観察することにした。