今朝8時前阿蘇山が噴火しました。阿蘇山は1,592m(ひごくに)の高さがありますが、煙は1,600mほど上空に達したといいます。
夏休みシーズンに入りましたが、地震後ようやく観光客が訪れるようになった地元には、少々痛手となりそうです。
しかし、警戒度は2ですから、安心してお尋ねください。
M寺では古いお位牌のお掃除を為さっているらしい。その中に細川家関係の位牌が見つかったらしく、その戒名についてお尋ねがあった。
電話の先で「えんみょういん」と仰る。「平成宇土細川家系譜」を慌てて広げると、「圓明院」とあり、綱利公の二男・吉利公のものであることが判った。「圓明院惠海宗達」
以前私はこのM寺の文書を読んだことが有る。このお寺には吉利の生母・仁田氏の一族のお墓もあったらしい。寺伝によると、吉利は度々この御寺を訪ねていて、御寺の増築をたすけたりしている。生母を一とする長兄が亡くなり、二男の吉利の成長は綱利にとっては喜ばしいことであった。
将軍家にも御目通りをして、細川家の嫡男としての地歩を確かにしたと思えたが、残念ながら十八歳の若さで亡くなっている。
この御寺に或るお位牌は、その供養のためのものであろう。
今一つ、これも細川家に関するものと思われる位牌が見つかったという。
電話でのやり取りの中では、戒名からは該当者を見いだせなかったが、この位牌のごみを払っていたら、「クルス」が見つかったというのである。
それも「ごふん」らしきもので隠されているのが顔を出したらしい。電話の先のT氏が興奮している。
写真をとったからあとで送るとの話で、少々興味が湧いているのだが、なんだか古い位牌の再利用のような気もする。
もしそうだとしても、クルスがほられた位牌など新発見ではないか?
何方の位牌なのか、人物の特定ができればまた新たな展開もありそうである。