今日は史談会の7月例会、会の最長老に刀の話を伺う。
図録などを持っていこうかと思うが、なにしろ本は重いのでやめることにした。
しかし、何事につけ現物を見るのが一番理解できる。
日ごろ文鎮代わりに使っている刀の鍔を眺めてみると、二つの穴がうがかれている。
一つは小柄、今一つは笄を通す穴だが、さやの方にはこれを納める「櫃」と呼ばれるものがある。
この穴は一つのものもあるし、全くないものもある。
「田毎の月」などは用をなさないような場所に変な二つの穴があるが、これはどうしたものだろう。
宮本武蔵が考案したとされる海鼠型の鍔はこの二つを巧みにデザインに取り入れていることが判る。
刀の鍔ひとつをとってもなかなか奥深い。私は刀の事は全くわからないので、今日は少々質問をしようかと思っている。