本は題名で誘惑されて購入に及ぶことが有る。
もっとも当りもあれば外れもあるのは当然だが、インターネットで購入しようと思うと、そのあたりの事は覚悟しておかなければならない。
(外れの本が数冊ごみを被っている)
紀伊国屋のサイトをサーフィンしていたら次の二冊の本の題名が飛び込んできて、「どんぐり」関係の本を読み終っていないというのに購入の手配をしてしまった。
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内容紹介
身分制は“建前"に過ぎなかった!
江戸時代の身分はピラミッド型の「士農工商」で一生変えられない─。
こんな“常識"はもう古い!
ある時は侍、ある時は百姓、と自在に身分を変える「名もなき男たち」が全国に無数にいた。
彼らはなぜ別人に成りすますのか? お上はなぜそれを許容したのか?
期待の新鋭が常識を覆す、仰天の日本史!
序 章 二つの名前をもつ男
第一章 名前と支配と身分なるもの
第二章 存在を公認される壱人両名──身分と職分
第三章 一人で二人の百姓たち──村と百姓の両人別
第四章 こちらで百姓、あちらで町人──村と町をまたぐ両人別
第五章 士と庶を兼ねる者たち──両人別ではない二重身分
第六章 それですべてがうまくいく?──作法・習慣としての壱人両名
第七章 壊される世界──壱人両名の終焉
終 章 壱人両名とは何だったのか
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内容紹介
明治維新は「武士」から刀を奪った―。刀を腰に差す「帯刀」=武士の特権という今日の?常識?は、はたして正しいのか。
江戸?明治初年まで、誰が、何のために帯刀し、人々のまなざしはいかに変わっていったのか。
虚栄と欲望がからみ合い、武器からファッション・身分標識・旧弊のシンボルへと移り変わる姿を追い、「帯刀」の本当の意味に迫る。