津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■安倍首相の痛恨事

2019-10-15 10:51:07 | 徒然

 来る22日には、令和天皇の即位の礼が行われ、パレードもあって東京は大賑わいの一日になる事だろう。
ただただお天気が良いことを願うものである。令和の時代は早くも5ヶ月半も経過したが、この慶事をもって新天皇も想いを新たにされることだろう。

 さて、昭和天皇の退位礼正殿の儀に於いて、安倍首相は「お二人がすこやかにあらせられることを願っていません」と挨拶した。
この事は大々的には報じられなかったようだが、参列者は凍り付いたのではないか・・・
報道統制などないと考えたいが、しかしインターネットの世界にはしっかり証拠を残している。
安倍首相の単なる漢字の読み違いだったようだが、その意味合いは真反対になってしまった。原稿には「願って已(やみ)ません」あったのを、「い(己)ません」と読んだ訳だが、文脈からして考えられず、こういう言葉が出てくるとは安倍首相も相当上がって居られたのだろう。
かって吉田茂首相は「臣茂」と言ってはばからない皇室崇敬者であったが、安倍首相も同様の思いをお持ちのようだから、この言い間違いは終生の痛恨事として記憶されることだろう。

 古文を読むと「不得已」と表記され、「やむをえず」と読む熟語として認識しているから、このような間違いに至ることはありえない。
「やむを得ず」は現代表記では「止むを得ず」とするが、文章の格式からして「已む」という表記がなされたのだろう。
当然安倍さんも事前には目を通しているだろうから、これはあり得ない、いただけない話ではある。

云々(うんぬん)」を「でんでん」と読んだのも安倍さん、麻生さん菅さんも読み間違いを指摘されたことが有る。
政治家の発言の中では枚挙にいとまがない。自分自身にも起こりうる話で充分気を着けなければと自戒している。

 

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■元和拾年 萬覚書(49)

2019-10-15 06:18:41 | 細川小倉藩

                     (元和十年四月)十四日

         |                                           
         |一、十四日 助二郎 道倫   当番 晴天
         |                    (河田)
大橋柱虫損検分  |一、大橋柱虫くい候儀、弥見せ申候様ニと、八右衛門被申渡候事
         |           (弓場)
水抜改修     |一、住江武右衛門前ゟ、ゆばへノ水ぬきしだもろくニ候間、武右衛門ニ、此由申候而、ミぞを仕候様
         |     (西郡清忠)
         |  ニと、八右衛門ニ、刑ア殿被申渡候事
         |                      (八田・築城郡)
中津領百姓娘養家 |一、辛川忠介・星野半太夫登城、 三斎様御蔵納はつ田村之百姓之娘を、戸嶋弥兵衛留守居之者養子
         |  ニ仕候、当春人戻之時、彼村ゟ書出候を、中津ニ而御理申上、相済候処ニ、当月八日彼娘走候て、
         |  親之所ニ罷居候、いかゝ可仕哉と、彼尋候へ共、談合不相済候、何もしあん候て之儀と、刑ア被
         |  申事                   (知)       (小笠原長元)
         |一、佐藤清三郎登城、親地行参度候由、民ア殿ニ而判を仕、被参候へと被申候事
蔵返シ奉行    |一、大槻久次、手前算用ニ付、蔵返シ奉行ニ、杉山伝介・片岡作大夫被申付候事
鷹下着      |一、御鷹ヲのせ罷下候由ニ而、御船頭松村久左衛門罷下候事
         |    (師)
鷹師餌差下着   |一、御鷹司大村少太夫・白鳥茂左衛門、御ゑさし罷下候事     
         |

                     (元和十年四月)十五日

         |                                           
         |一、十五日 助二郎 甚左衛門   当番 晴天
         |   (長柄)                                 ( 払  杖 )
三斎鷹狩     |一、御なかへノ三丞途上ニ而、 三斎様御鷹野ニ而、御小者御鷹ニはらいずゑあたり、御せいはい可
         |                     (衍)
         |  被成由ニて申候、其外御きけんよく御座候て、御帰被成候よし申候事
         |     〃〃
大橋ノ橋材伐出シ |一、川田八右衛門登城ニ而、小倉大橋ノ御材木、中津郡大はしニ出置申候間、人遣被成、此方へ取寄
         |  申度由ニ被申候事、清右衛門心得申候由候事
         |一、米田平右衛門登城ニ而、御金山へ参申候か、御用御座候ハヽ、可承之由ニ候、
金山ノ金子受取  |一、御金山ニ、金子請取ニ遣申候人、金津助二郎・吉田三十郎両人也
鉄炮足軽ノ家火災 |一、寺本四左衛門与御鉄炮ノ者■喜右衛門と申者、同与之清右衛門家、東ニ有之を、かりて居候、夜
         |  前、火事を出し、家半分ほとやき申候事
         |                                (河喜多正直)(仁保慰英)
         |                            〇御奉行三人、 五郎右衛門・大兵衛
天守米欠立ノ談合 |一、御天しゆ米かんの事、御たて候て被遣候哉、如何可有とのたんかう、〇御たて候て可然之由ニ候事
         |         

                   

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