津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■お安く読む・除籍本「殿様生物学の系譜」

2019-10-22 20:11:09 | オークション

               

 写真の如く「除籍本」です。私の歴史の師匠・Dr高田先生は、「本は読めればよい、新しいとか古いとか、書き込みがあるとかないとか関係ない。金を懸けず史料を得て一生懸命詠むことだ」といわれた。
私の本棚には除籍本が結構ある。除籍本だといろいろ書き込んだりするのもあまり気にせずにやれる。

この本の内容は「日本の博物学・生物学の発展は、数多くの大名・華族・皇族たちが担ってきた。「偉大なアマチュア」から「世界的な研究者」まで、近代科学史に残るさまざまな足跡をたどる。」とある。
当然ながら細川藩主・重賢公の事も書かれているようだ。手元に届くのが楽しみである。

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■元和拾年 萬覚書(54)

2019-10-22 06:08:59 | 細川小倉藩

                          (元和十年四月)廿日

         |                                           
         |一、廿日  道倫 助二郎  当番  雨天
         |    (辰珍)
公用ニヨル欠勤ハ |一、津川四郎右衛門御申候、菅村和泉宇佐へ参候、此御番替りを可被申付哉との儀ニ候、乍去、公用
番替リヲ容セズ  |   之儀ニ被参候条、不苦儀ニても可有之哉と御申候事
         |
加子水入リヲ拒ム |一、かゝミ善右衛門登城、石川甚右衛門預りノ御加子、す入を仕候ニ付、大橋虫くいを見ニはいり候
         |  へと申付候ヘハ、彼與三右衛門と申候加子申候ハ、す入ノ御奉公ニハ不罷出候、御加子ニこそ罷
抜打ヲ怖レ逃ゲシ |  出候と、りくつを申候故、ぬき打ニ可仕と、善右衛門仕候ヘハ、にけ申候、御奉行衆へ談合仕候
加子ヲ捕エシム  |  ヘハ、からめ候へと被申渡、からめ申候事
         |

                          (元和十年四月)廿一日

         |                  (晴)                                  
         |一、廿一日  助二郎 仁左衛門  当番  清天
         |     (春木)                                 (ママ)
札取       |一、御金山與吉所ゟ、札取申つけ書立参候、呼野・さいとう所・ごとく 三所の
         |
宇野七右早飛脚参 |一、国東、宇野七右衛門所ゟノはやびやく、何も廿日七つ時ノ刻付、廿一日ノ五つ下刻ニ参着申候事、
着        |
六十丁立ノ船ノ幕 |一、福田吉介・佐分利又四郎ニ、六十丁立ノ御舟まく奉行被申付候、きり・九ようを付ケ、むらさき
桐九曜紋付ノ紫染 |  ニそめ候事
         |         (広浜)
江戸ヘノ使小人  |一、江戸ヘノ御使、ひろはま少右衛門御小人、上下弐人被遣事
         |
宇佐郡奉行野間次 |一、野間次左衛門替野儀、かは田次左衛門・富嶋弥兵衛・みの田甚丞・近藤長四郎・野瀬吉右衛門・
左ノ公認選定   |                                      (指図)
         |  小崎與次兵衛・中間市大夫・財津久兵衛・上村甚四郎、右之衆之内、何ニ而も御さしス次第ニ可
         |  申付、得御諚申候事
筑城上毛郡ノ代官 |一、ついき・上毛ノ御代官、中津不参、此替之事、御諚得申候事
中津へ不参    |
         |


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