（元和十年四月）五日
｜ （晴）
｜一、五日 助二郎 甚左衛門〇 当番 清天
｜ （国東郡）
姫嶋へ牛ヲ放牧 ｜一、姫嶋へ、牛弐十疋はなし申候由、御郡奉行・御代官申候事
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五徳金山奉行ニ歩 ｜一、五徳ノ金山へ、歩ノ御小性衆三人、奉行被申付、被参候事
小姓三人任命 ｜
田川牧山へ中山八 ｜一、田川牧山へ、中山八右衛門可遣由、被申渡候、林與兵衛・上野清兵衛も、牧ニ一段可然由、申候
右ヲ遣ス ｜ 事
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到津八幡遷宮式ニ ｜ （岩千代、松井寄之、三齋男）元和三年正月生まれ、９歳
名代松井寄之 ｜一、到津御せん宮 御名代ニ、御岩様御座被成候、御さいせんに拾貫持せ、平山藤蔵を被遣候事
賽銭十貫文 ｜
｜ （沼田延元） （小笠原長元）
沼田延元療養ノタ ｜一、長岡勘解由左衛門殿煩ニ付、上方へ御やうじょうニ御上り候、それニ付、御用意不成付、民ア殿・
メ上京スルニ用意 ｜ （米田是門） （沢村吉重）（矢野）
ナラズ 加子廿 ｜ 與右衛門殿・大学殿・利斎、為談合登城、御米五拾石・加子廿人御かし被成候様ニとの事、則、
人ニ米十石ヲ貸ス ｜ 御奉行衆も御尤候間、左様可申付之由候事
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家中ヨリ惣米ノ用 ｜一、右之衆被申候ハ、御家中ゟ惣米之御用として、百石ニ付、壱石宛押置候分、只今被返候て可然候、
ニ百石ニ付壱石ヲ ｜ 何も手前不相成躰ニ候間、少ニ而も被返候ハヽ、各可休候間との儀、御奉行衆、則、甚丞ニ被申
押置ク 返却 ｜ 渡候事 〃〃
ヲ借米奉行ニ命ズ ｜ （松尾道仁）
道二新銭鋳造ヲ請 ｜一、新銭之儀、與右衛門殿ゟ、道二へ弥被相尋候ヘハ、中々請相候事不罷成之由候、道二ゟ與右衛門
負ハズ ｜ 殿へ書状、御奉行衆ニ被見せ候、此上ハ可請 御諚と、極り候事
忠利ノ命ヲ待ツ ｜
歩小姓筑後ノ兄ノ ｜一、生源寺市兵衛与ノ歩之御小性、塩津勘兵衛兄、筑後ニ御座候、相煩候て、果申ニ極り候故、迎を
臨終ヲ見舞ウ賜暇 ｜ 指越候条、往来五、六日之御暇被下候へと、市兵衛申ニ付、則、同心ニ而、市兵衛請状調、上ヶ
願 ｜ 遣候事
｜ （遠賀郡芦屋町）
上り屋敷ノ請渡シ ｜一、熊谷莵右衛門かにはミノ屋敷、伊佐源七ニ被渡遣候事
｜ （忠利室、小笠原秀政女）
｜一、東かちや町ノうらニ、御うら様衆源四郎屋敷、歩ノ御小性衆、早川も太夫ニ被渡遣候事
｜ （蟹 喰）
｜一、御昇衆藤右衛門屋敷、かにはミニ有、歩ノ御小性衆西尾角兵衛ニ被相渡候事
｜一、中津口寺戸太郎右衛門屋敷、歩之御小性山戸長左衛門ニ被相渡候事
｜一、きおんのうしろ町ニ、真崎理兵衛屋敷、同子勘十郎ニ被相渡候事
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｜ （蒲生） （国遠）（栗野）
薪切出ノ見分 ｜一、かもニ而、薪切候を、道倫・伝介見ニ参候事
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