津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■沢村脩蔵家の事

2022-11-03 09:11:37 | 先祖附

 実は沢村脩蔵家の「先祖附」を私は読んでいないが、「*1 細川家家臣略系譜(川口恭子氏編)」と「*2 先祖附(永青文庫蔵)」は「=」であり、その先祖附の歴代は以下の如くである。
処が「*3 細川家主要家臣系図」(花岡興輝氏編)という史料を読むと、若干の差異が認められることに気付いた。
初代九兵衛は沢村大学の「弟の子」とあるが、*1では「弟の子」も大学の養嗣子の宇右衛門友好の子供として扱われている。
即ち友好の嫡男・友雅が「沢村家嫡家」、二男・友久が「宇平家」、三男・友貴が「孫七郎家」であり、吉重の弟・九兵衛の子・友秋(重時)も「■男」の表示はないが宇右衛門友好の子供として扱われている。
さて沢村脩蔵家については、以下の如く1~6代が紹介されているが、「*3系図」においては2代目武兵衛も宇右衛門友好の子供として扱われているが、これは九兵衛の息らしい。
この系統3~6代については系図では省略されているが、*1においては、本家七代衛士弟・九兵衛が7代目として登場しているが、「*3系図」では本家七代衛士の分家の初代としている。
6代・九郎兵衛が7代・太郎平を養子にしたという訳だが、大学吉重弟の家系を、吉重養嗣子の宇右衛門系が継承したという事になる。
目くじらを立てるような話ではないが、*3において、なんとか2代武兵衛と7代太郎作をつないでもらえば理解が早いと思うが故である。

    ■ 沢村脩蔵 【丹後以来】  (南東46-5)
    1、九兵衛(大学吉重弟の子) 三百石
    2、夫(武)兵衛
    3、源四郎
    4、九兵衛・重長(初・重張)
    5、武兵衛・元長(初・土之允) 三百石 御番方十二番
    6、幾平(九郎兵衛)  御使番 三百石
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    7、太郎平(本家七代衛士弟 九兵衛、九郎八・正氏)
    8、又作(九兵衛、太兵衛・正常)旧知三百石
    9、宮門  旧知三百石
    10、脩蔵 木下伊織組御番方一番 四百石

                                           

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■来年のカレンダー

2022-11-03 07:10:46 | 徒然

 奥方が100円ショップから来年の月めくりのカレンダーを買ってきた。
写真無のシンプルなカレンダー、「旧暦」や「六曜」「九星気学」等が表示されている。
旧暦が記されているのは有難い。予定を書き込むのに良いカレンダーで、これが100円とはお買い得。
仕事が現役の頃は、あちこちのメーカーや業者さんから暮れになるとカレンダーが山ほど贈られてきて、処分するわけにもいかず大いに困ったという事さえあった。
今日は郵便局に所用で出かけたが、年賀状が発売されている。
80を過ぎてそろそろ年賀状は打ち止めにしようかとも思うが、元気なうちはそういう訳にもまいるまいと、年末には準備をせずばなるまいと思っている。
一時期、虚礼廃止などと言っていたが、最近はそんな声も聞こえない。日本郵政さんも毎年/\発行部数が減り、職員の方々は又自前購入を余儀なくされるのだろうか。
奥方はと言えば、そうそうにおせち料理をどこかに注文を済ませて居り、お正月いつでもどうぞと言った風情である。
師走ではなく、11月に入ったばかりだが、次第に慌ただしさが迫ってくるのだろう。

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