昨日の皆既月食は89年ぶり、+天王星食は天正八年(1580)以来という事で、ちょっとびっくり。
442年ぶりだなんてピンと来ないが、これは見えないとしても89年ぶりの方を観なければばなるまいと構えていた。
良い天気で雲一つない一日だったが・・・処が、わが住まうAPは真南に向いているので東西に長く、欠け始めのころは月がベランダからは見えず、時折表の廊下に出て眺めねばならない。
夜空が好きな奥方は、何度も外に出ては食の進み具合を報告してくれる。さらばと写真撮影を試みるが手振れがひどくて良い写真が取れない。
肝心の皆既になったころには、建物の陰に隠れてほとんど見えなくなった。ベランダ側に月が回ったのは皆既が終わり、半月程に復したころである。
建物の屋根ギリギリのところに顔を出したが、ベランダから身を乗り出す形で写真も撮れない。
就寝前完全に復元した月を眺めて天体ショー観察終了。
写真の成果はいまいちだが、シャッタースピードが遅いにもかかわらず一応画面の中には取り込めたし、爺様の腕前としてはこんなもので良としたい。