津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■下津家-有吉家-加々山家

2022-11-15 06:32:09 | 先祖附

 今日は熊本史談会で発足当時から6~7年大変ご尽力いただいた、荒尾史談会会長(当時)の下津様からお電話をいただいた。
下津さまも所蔵されている資料などに就いて、いろいろ終活をなさっていてその経緯などお話しいただいた。
その中で、東京下津家の家系図が姿を出したことの話に及んで、その系図にある下津棒庵の娘が、三卿家老・有吉家に養女となり、奥田藤次郎に嫁いだことが判ったというお話である。
下津さんは有吉家のご当主とも大変親しく交流されており、この件は確認されている。
奥田藤次郎とは誰なのかというお問い合わせであった。
わがブログ内で検索を掛けると二件ヒットした。組頭であったことが判り、これをヒントに奥田氏関係を調べる。
奥田氏は元・加賀山氏、小倉で殉教した加々山隼人正の弟・加々山源左衛門の四男の家系が奥田氏を名乗っていることを思い出した。
わが新・肥後細川藩侍帳の(南東55-18)奥田権三郎家の権左衛門・正方の奥方が、有吉家五代貞之女とあった。
つまり藤次郎とは権左衛門正方が同一人物である事が判明して一件落着。
折り返し、下津さんにお電話してご連絡、驚きの声を上げて居られた。その他上妻文庫145に「奥田権左衛門家由来記(著者未詳)」が存在することを確認、近々図書館に出向き、コピーを取得したいと考えて居る。
たった一つの情報が、絡んだ糸をほどいて正確な答えに導いてくれる。

コメント
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