津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■家紋「折墨紋」

2022-11-26 15:51:26 | 家紋

                      

 随分以前私が書いた加藤清正の「折墨紋」、ある方が発見されてメールを頂戴した。
良く探し出されましたねと御返事をしたが、熊本城を訪ねられてどこかにないかと随分探されたらしい。
以前、この「折墨紋」が裃に描かれた肖像画を発見した???と、ある方が興奮気味にブログに書いて居られたのを思い出す。どうもこれは怪しい。
探して見たらまだ存在していた。ついに「折墨紋」の画像を発見!

 これを家紋として紹介しているサイトがあるようだが、いわゆる紋服に使用するという事があったのかどうか定かではない。
什器などの絵柄として使用されている。
お尋ねを頂いたのでまた陽の目を見た感じである。約7年前の手遊びである。

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■ガラシャ夫人のモデル

2022-11-26 07:09:57 | 先祖附

「老松町の殿様」やその護立侯の次女・寺島雅子様の著「梅鉢草」に目を通している。
特に後者の著書には、三姉妹のお写真が度々出てくる。雅子さまは寺島家に嫁がれ、お嬢様が徳川宗家・恒孝様に嫁がれた。
妹の泰子さまは1925年のお生まれで9歳年下、八代松井家の祥之(ながゆき)氏に嫁がれている。
年が離れているせいもあって、写真の泰子さまは小学校高学年くらいの写真が多い。

 その泰子さまの写真をみてふと思い出したことがある。
大阪玉造の大阪カテドラル聖マリア大聖堂にある堂本印象の「最後の日のガラシア夫人」のモデルがこの泰子様であったという事だ。
堂本印象は護立様と交流が有り、ガラシャ夫人を書くにあたりそのイメージが湧かないと話されると、護立様は、末娘の泰子様をモデルにしたらどうかと仰ったらしい。
その制作年について私は詳しく知らないが、泰子様の結婚後の事らしく印象は八代の松井家を訪ねてスケッチをした。
堂本印象のガラシャ夫人の面影は如何にも近代的美人と言った感じがある。そして確かに泰子様の面立ちと似ているように思える。
現在の松井家当主・葵之様の御母堂である。

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