【映画】アゲイン 28年目の甲子園

　公式サイト：http://www.again-movie.jp/

　このところ、野球映画の公開が続いている。特にブームになってるとも思えないんだけど、３本も続くと偶然とは思えない。で、どれも面白そうでどれも見逃した…幸いそのうちの１本を機内でやってるので観たら、クライマックスに入ったところで着陸態勢のためモニタ格納…今回のソウル行きのフライトでまだやってたので、ようやく観終えた。クライマックスまで先送りするの、大変だったよ～。

　高校時代、県大会の決勝を目前に不祥事による出場辞退で夢を絶たれたナインは、「原因」となったチームメイトを恨んだまま四半世紀以上が過ぎていた。当時のキャプテン(中井貴一)東日本大震災で亡くなったチームメイトの娘(波瑠)が訪れてきて、亡き父の遺品について尋ねたことからかつての仲間や同窓生が集まり、「元球児たちの甲子園」へ挑む闘いが始まった…

　中井貴一はスマートだけど、スマート過ぎて元にしても高校球児には見えないんだよね…ギバちゃんは色黒だし野球経験者らしいので似合ってるかな。いやそれよりもストーリーですね。震災はこじつけ(きっかけ)に過ぎない。果たしてマネージャーを護るためにとった彼の行為は許せる？許される？負けたのならともかく不祥事で辞退ってトラウマはチーム全員の人生のトラウマになるよ。理屈は正しい。道義的に間違っていない。だから赦せる？赦せるのが人間の素晴らしさか。わだかまりが解け新たな目標に挑むのにトシは関係ないか。

　話はうまいことまとまったんだけど、人間がひねてきてるんでしょうね、そんな簡単な話じゃないでしょうと思ってしまう。素直に感動すれば良いのになぁ。しかし、このオバサン誰だっけ？と思ったら和久井映見だった…何だかすっかりオバサンになっちゃってびっくりでした。こんな風に書かれちゃう女優さんは大変です。ごめんなさいね。

　2015年4月10日　JL95便(東京→ソウル)機内にて

2015年4月13日 月日は巡る

　今週からアパートの外装補修工事が始まり、足場が組まれました。これから２ヶ月くらい、日中でも部屋が薄暗くなります…あまり居ないから関係ないか(笑)。

　先日大家さんとお会いした際に「また工事やるんですね」と伺ったところ「前回からもう10年経ってるんですよ」と言われアアそうだったっけと…十年一昔。

　ウチのアパートは造りがしっかりしているので、こうやってきちんとメンテしていれば躯体は大丈夫。問題はユニットバスの壁の腐食とか、水周りですな…

　気がつけばここに住んでもう四半世紀。このままここで孤独死する気がしてならない今日このごろ。痴呆症になってどこかの施設に入れられるのとどちらが幸せなんだろうか？