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さだまさしの曲が最初にあり、それを自身が小説化し、その依頼をした大沢たかおが主演した作品。日本からケニアに派遣された若手医師が任期満了後もその地での活動を志願し、内戦で傷ついた人々を診るだけでなく子供達の教育も始めてゆく…映画のスタートは、最初はゲリラの一員として荒んでいたそんな子供の一人が発奮して医師となり、「恩人」の故国・日本を襲った大地震の現場を訪れるところから始まる。
キャリアを捨て、恋人も捨て、それでもやりたいことが見つかった。人生なにが大事なことか、言うは簡単だけど行うは難し、それを実践した医師の姿にはただ頭が下がる。実際、JICAほかNPO/NGOに所属してこうした人生を送っている人は多くはなくとも皆無ではないと思う。演じ方も、描き方も、説教くさくないのがいい。自分には絶対ムリ…
少し前からエボラ出血熱の大流行で再び「暗黒大陸」の印象を持ってしまったアフリカ。多くの国に残る独裁者支配や内戦。映画に描かれている少年兵は決して作り話ではない。遠く離れた日本で、かの地の人々にするべきこと、できることがどれほどあるだろうか。そもそも「何で我々が何かしなくちゃなんないの?」にきちんと答えられますか。
驚くべきことは、監督があの三池崇史だってこと。暴力ばかりテーマにしてるイメージだったんで超意外でした。
2015年4月2日 川崎チネチッタにて
さだまさしの曲が最初にあり、それを自身が小説化し、その依頼をした大沢たかおが主演した作品。日本からケニアに派遣された若手医師が任期満了後もその地での活動を志願し、内戦で傷ついた人々を診るだけでなく子供達の教育も始めてゆく…映画のスタートは、最初はゲリラの一員として荒んでいたそんな子供の一人が発奮して医師となり、「恩人」の故国・日本を襲った大地震の現場を訪れるところから始まる。
キャリアを捨て、恋人も捨て、それでもやりたいことが見つかった。人生なにが大事なことか、言うは簡単だけど行うは難し、それを実践した医師の姿にはただ頭が下がる。実際、JICAほかNPO/NGOに所属してこうした人生を送っている人は多くはなくとも皆無ではないと思う。演じ方も、描き方も、説教くさくないのがいい。自分には絶対ムリ…
少し前からエボラ出血熱の大流行で再び「暗黒大陸」の印象を持ってしまったアフリカ。多くの国に残る独裁者支配や内戦。映画に描かれている少年兵は決して作り話ではない。遠く離れた日本で、かの地の人々にするべきこと、できることがどれほどあるだろうか。そもそも「何で我々が何かしなくちゃなんないの?」にきちんと答えられますか。
驚くべきことは、監督があの三池崇史だってこと。暴力ばかりテーマにしてるイメージだったんで超意外でした。
2015年4月2日 川崎チネチッタにて