tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

柳生花しょうぶ園、まもなく見頃!

2009年06月10日 | 奈良にこだわる
いよいよ奈良も昨日(6/9)から梅雨入りした。梅雨どきの花といえば、花しょうぶだ。奈良新聞(6/5付)に、こんな記事が載っていた。
http://www.nara-np.co.jp/20090605110351.html


写真は、すべて07.6.23撮影

《奈良市の東部、緑豊かな剣豪の里・柳生でも水田に早苗が並ぶ。その一角「柳生花しょうぶ園」(柳生町)ではショウブの花が咲き始めた》。



《1万平方メートルの大花園に465種類80万本が美を競う。「見ごろは15日前後」と平尾晋園長(76)。このころにはアジサイも花開く。7月5日まで。詳しくは、電話0742(94)0858》。



見頃が15日(月)前後ということは、休日ならこの土日(6/13~14)ということになる。
※柳生の花しょうぶ(当ブログ内)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/e0dd70130b05d15270a263efd7168577



園長の平尾晋氏へのインタビュー記事が別の日に掲載されていた(「東奔西走」奈良新聞 6/8付)。《剣豪の里で知られる柳生の山間にオープンして今年で21年目を迎えた。「例年、花の時期を待ちわびて来てくださる方も」と話す》。



《アジサイやスイレンもこの時期、あでやか。「真っ赤な花が咲くアジサイが今年は見られそう」とも。周辺に陣屋敷や芳徳禅寺、家老屋敷などもあり、「初夏の柳生をゆっくり散策してください」。園内でお弁当を開くこともでき、のんびりとした1日が過ごせそうだ》。
※柳生のアジサイ(当ブログ内)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/01b48a9a327941dfc5513fcb5d7510de



同僚のMくんに拝借したガイド本に、柳生の里を表現するこんな一節があった。出典は吉川英治の『宮本武蔵 水の巻』だ。《柳生谷は、山村と呼ぶには、どこか人智の光があり、家居風俗にも整いがあった》《樹が違う。この柳生四箇(か)の庄の山は、みな樹齢が経っている。これはこの国が、兵火にかかっていない証拠だ。敵の濫伐(らんばつ)をうけていない証(しるし)だ。また、領主や民が、飢えたことのない歴史をも物語っている》。これは鋭い。



花しょうぶ園の周辺には、柳生家ゆかりの史跡が歩いて回れる範囲にあるので、のんびりここで1日お過ごしいただきたいと思う。花しょうぶが盛りを過ぎると、アジサイも見頃となる。お食事は、「アジア食堂RUPA(ルパ)」(2日前までの完全予約制)か「十兵衛食堂」がお薦めだ。
※アジア食堂RUPA(当ブログ内)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/8f42a7070502763cbf8f2b8ca0724861
コメント
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