tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

蕎麦処 和(そばどころ かず)

2009年07月30日 | グルメガイド
以前から行きたいと思っていたが、どうも場所がよく分からなかった。先日、たまたま近くを通ることがあって、やっと探し当てた。何のことはない、沢井病院のすぐ近くで、病院の前から東に延びる道路沿いにあるのだ(奈良市北市中町51-4)。
http://www.narakko.com/gourmet/Y20057.html

読売奈良ライフの『奈良 麺通88選』には《客の笑顔見たさに打つ、石臼挽き・九一細打ちのみずみずしいそば》《5年前の開店以来、皆勤賞ものの常連さんもいるというほどで、奈良のそば文化を広めている店の1つだ》とある。

そばは3種類で《しっとりしたのど越しと優しい風味の常陸秋そば、コシの強さ・のど越しのさわやかさが抜群な三日月町(兵庫県)そば、そして、幌加内産の新品種・幌みのりを使った甘み・香り・風味をしっかり味わえる田舎そばだ》。私は「田舎そば」のざるそば(700円)をいただいたが、そばの風味が濃くてコシのある、とても美味しいそばだった。

特筆すべきはその「量」だ。以前、当ブログでも紹介したことがあるが、美味しいそばに限って量が少なくて不満が残る。そばはもともと間食(おやつ)だから、量の少ないのが普通だそうだが、現代人が食事どきに食べるものとしては、少なすぎるのだ。その点、ここのそばは「大盛」といっていいほどのボリュームがある。
※そばの適量(当ブログ内)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/9ea7a402f30914b068433558aa486c4d



しかし、このお店にも「大盛」があり、店主の岡本邦雄さんにお聞きすると「大盛は、2人前あります。だからそばは2種類選んでいただけます」とのこと、これはいちど試してみなければ。そばのメニューは、他にも天ざる(1300円)、ぶっかけそば(おろし800円、辛味大根900円、山かけ900円、天おろし1100円)などがある。

私は、量がこんなに多いとは知らなかったので「ミニ天丼」300円を注文していたが、これもイケる。ツユが別になっていて、好みでかけられるのも嬉しい。最近はこういうツユ(タレ)がやたら多くて醤油辛い丼物が多いので、これは有り難い。
※鰻丼とタレの問題(当ブログ内)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/a1ad2ff2a880f97a34be6398807a05d3



夜のコースも好評だ。《夜のコースは採算度外視だ。前菜から、煮物、造り、椀物、デザートの間に2種のそばを盛り込んだ料理の数々は、舌の肥えた客にも評判がいい。奥様の趣味だというジャズが流れる居心地のいい空間で、特製そばの実焼酎とともにグルメな時間を》。ぜひ、いちどお試しいただきたい。

※ 0742-26-8000 11:30~14:30、18:00~21:00(夜は2組限定。2日前までに要予約) 火・木と日曜夜は休み 大テーブルに計16人座れる
コメント (6)
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