奈良矯正展2013は、9月7日（土）と8日（日）開催！（2013Ｔｏｐｉｃ）

「第23回奈良矯正展」が、9月7日（土）と8日（日）に開催される。朝日新聞奈良版（8/30付）の「受刑者製作の５千点を販売」によると、

受刑者たちが作った家具や日用品を販売する「奈良矯正展」が9月7、8日、奈良市般若寺町の奈良少年刑務所で開かれる。売り上げは犯罪被害者の支援や原材料の購入に充てられる。

構内にテントを並べ、木の絵本（880円）や全国の刑務所で作られた紳士靴など約５千点を販売する。江戸時代に奈良奉行所が使っていた独居房などの施設も見学でき、矯正教育について紹介するコーナーもある。

刑務作業で作った製品を販売することで取り組みを知ってもらおうと例年開かれ、昨年は2日間で約6千人が足を運んだ。問い合わせは奈良少年刑務所（0742-22-4961）へ。

（9/2追記）この記事に関し、松永洋介さんからFacebook経由で追加の情報をいただいた。《「奈良矯正展」9月7日（土）8日（日）開催！ 施設見学ツアーもあります！》《8日（日）12:30からの逢坂泰精さんのコンサートは必見！『空が青いから白をえらんだのです　奈良少年刑務所詩集』の内容を歌に。これがほんとうにすばらしい！ぜひご来場を！》。

《逢坂泰精さんの歌「くも」。『空が青いから白をえらんだのです　奈良少年刑務所詩集』から、こんなすばらしい歌が生まれました。9月8日（日）12時半から、奈良少年刑務所の「奈良矯正展」で、逢坂さん本人がライブで歌ってくださいます！　予約不要・無料。みなさまぜひ》《逢坂泰精さんの歌の一部は、You Tubeでもフルコーラス聞けます》。（追記は以上）

奈良少年刑務所は8月、ゆるキャラ「なしかんくん」を発表した。朝日新聞（8/16付）「再犯なし願い『なしかんくん』少年刑務所にゆるキャラ」によると、

奈良少年刑務所（奈良市）に、ゆるキャラが誕生した。名前は「なしかんくん」。「再犯なし」の思いに、奈良のシカ、看守・刑務官の「かん」をかけた。２０代の男性受刑者が、職業訓練で学んだパソコン技術を生かして考案。



出来栄えに感心した職員が、９月に構内で開く矯正展のキャラクターに採用した。「まん丸ほっぺに触ると心が丸くなる」という設定は、受刑者と職員が共に考えた。なしかんくんを忘れず円満な人生を、との願いを込めたという。

9/7と8日の両日は、展示即売会やバザー・模擬店のほか、コンサートやマジックショーなども開かれる（下記のパンフレット参照）。ぜひ、足をお運びいただきたい。