tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

おしゃべりな亀の「クリームコロッケおむらいす」

2013年09月08日 | グルメガイド
金曜日(9/6)のランチタイムに「cafe&おむらいす おしゃべりな亀」(奈良市東向南町28-1)を訪ねた。ぱ~ぷるの『ランチパスポート奈良』(北部版 Vol.1)980円を持参すれば500円でランチがいただけるという特典を使い、割引対象の「クリームコロッケおむらいす」(通常価格780円)をいただくためである。おしゃべりな亀は地元では有名な「オムライスの美味しい店」である。お店のHPによると、

この画像と末尾の地図は、お店のホームページから拝借

ひたすら作り続けて27年 元祖ふわとろおむらいす

奈良県奈良市にあるおむらいす屋さん「おしゃべりな亀」は、ふわとろおむらいすや、おむらいすランチが人気です。カフェタイムには、手作りのケーキやパフェなどもありますので、若者から主婦の方など幅広く来て頂けます。近鉄奈良駅から徒歩2分にありますので、お近くにお越しの際は是非当店へお立ち寄り下さいませ。

■ふわとろおむらいす(オムライスにトッピングできます! タマゴ+50円、チーズ+50円)
選べるソース6種類(◎のメニューのみ選べます)
☆シングルソースorダブルソース
・ケチャップ ・カレーソース ・デミグラスソース
・ホワイトソース ・トマトソース
☆シングルソースのみ
・和風とろみソース

■おむらいす
◎ふわとろおむらいす 680円
和風おむらいす(和風とろみソース) 680円
◎ほくほくコロッケおむらいす 780円
◎スケトウタラ白身フライおむらいす 780円
◎こだわりの手ごねハンバーグおむらいす 850円
◎サクッとやわらかポークカツおむらいす 880円

ハッシュドビーフの煮込みハンバーグオムライス(デミグラスソース) 850円
シーフードおむらいす(トマトソース) 800円
湯むき完熟トマトのオムライス 800円
メガオムライス(デミorホワイトorトマトからお選びください) 920円
トマトチキンのおむらいす 880円
和風山菜チキンのおむらいす 880円


シンプルな「ふわとろオムライス」680円。写真はブログ奈良に住んでみましたから拝借

ここは私の勤務先から至近距離にあるので、ランチタイムによくお邪魔する。いつも観光客や地元民で、よく流行っている。ソースやトッピングを選べるのは、有り難い。『ランチパスポート奈良』にあるのは「ほくほくコロッケおむらいす」のようだ。

クリームコロッケおむらいす
エビクリームコロッケおむらいす、サラダ、スープ(※スープは平日11:00~14:00のみ提供)

奈良の元祖ふわとろおむらいすを提供する『おしゃべりな亀』。8割の人が注文するおむらいすは、ふわふわとろとろで絶品!なかでもエビクリームコロッケがのった「クリームコロッケおむらいす」は人気の一品。デミグラスソースやハヤシクリームチーズソースなど、7種類のソースから好みのものをチョイスできるのもうれしい。気分に合わせてお好きなものをどうぞ!



エビクリームコロッケおむらいす&サラダ

『ランチパスポート奈良』を読んで気づいたのだが、ここでは夜の10時(ラストオーダーは9時半)までパスポートが使えるのである。飲んだ帰りのオムライスも、良さそうである。さて写真の「クリームコロッケおむらいす」、私のソースはトマトソースとデミグラスソースの2種類をかけてもらった。あっさりとこってりの両方をたべようという魂胆である。

オムライスの部分。右半分がトマトソース、左がデミグラスソース。とろとろの卵と見事に融合する!

エビクリームコロッケは初めていただくが、海老の味がとても濃く、それがとろりと溶けてオムライスにからむと、絶妙のハーモニーを醸し出す。これは新食感である。ソースもよく合う。野菜もシャキシャキして、美味しい。お腹もいっぱいになった。

『ランチパスポート奈良』の収支は、煮込みハンバーグ(fue)、お茶漬け定食(風神)、にぎり定食(春日)で、トータル「+350円」だったので、今回の280円(=780円-500円)を加算すると「+630円」となった。ぱ~ぷるさん、どうも有難う!

tetsudaおススメ度(ランチパスポート使用時の満足度。最高点は3つ星)は、またしても★★★!

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烏川神社(川上村)の千本杵搗きは9月15日(日)、ホテル杉の湯では宿泊プランも!(2013Topic)

2013年09月08日 | 奈良にこだわる
今日(9/8)は10時から、川上村(奈良県吉野郡)の森と水の源流館・やまぶきホール周辺で、恒例の吉野川紀の川源流まつり2013が開催される。特産品販売やバザー、ミニツアーに映画上映と、今回は盛りだくさんである。そんな川上村の公式ブログ「ちょっとよっとんけぇ~!かわかみブログ」に、千本杵搗(せんぼんきねつ)きの記事が出ていた。

川上村の伝統行事「千本杵搗き」が開催されます。
日時:平成25年9月15日(日)
場所:川上村大字東川 烏川神社
日程:12時~ 千本杵搗き 14時~ お餅まき

【千本杵搗き】子どもの成長を願って行われる秋のお祭り。子ども達が歌に合わせ、杉の棒で餅をつく。烏川神社では、成長を願って子どもに餅を搗かせる「千本杵搗き」が江戸時代から途絶えることなく行われてきた。
※ホテル杉の湯では、「千本杵搗き」とコラボした宿泊プランを実施中!!!




川上村では子供の成長を祝い、伝統行事の千本杵搗きが数多く行われていたが、数十年前からほとんどが廃れ、唯一、東川(うのがわ)の烏川(からすかわ)神社で行われているそうだ。。関西地域振興財団(一般財団法人大阪湾ベイエリア開発推進機構)のHPに、千本杵搗きの詳しい情報(2005年)が出ている。


詩吟(吟道哲水流八洲吟詠会)の先生・松本修さん。上記3枚の写真は松本さんにお借りした

【千本杵搗き】
子どもの成長を願って行われる秋の祭り。子ども達が歌に合わせ、杉の棒で餅をつく。烏川神社では、成長を願って子どもに餅を搗かせる「千本杵搗き」が江戸時代から途絶えることなく行われてきた。

お伊勢七度び 熊野に三度 ソリャー 熊野に三度 イヨー 愛宕山へは ソリャー 月参り アリガタヤ(伊勢音頭より)

松本修さん(69歳)は唄が好きだ。話を伺う間にも、張りのある声で次々と祝い唄の一節が飛び出す。1754年に再興の記録が残るという奈良県川上村・烏川(からすかわ)神社では、成長を願って子どもに餅を搗かせる「千本杵搗(せんぼんきねつ)き」が江戸時代から途絶えることなく行われてきた。松本さんはこの祭りの唄い手となって40年近くになる。

「子どもが主役の杵搗き祭りが残っているのはここだけですよ」

祝い唄は伊勢音頭がベース。唄に即興で文句を織り込んだり、微妙に節を変えたりしながら餅つきを盛り上げてゆく。昨年(2004年)、98歳で亡くなった仲平慶雄さんが松本さんの師匠で「よくカセットテープを持って訪ねましたよ。ちゃんと唄えないと餅の出来も悪くなるからね」と懐かしそうに語ってくれた。



ご自宅前で杵を持つ松本さん。以下の写真は私が撮影した

川上村・東川(うのがわ)では子どもが生まれると、どの家でも主人が山に入り20年ものの杉の木から杵を作る。祭りの朝、今年(2005年)は13本の杵が集まった。「私らが若い頃は家々から30本以上も杵が集まって、いっぺんには臼に入りきらなかった」。素朴な村祭りはメディアに注目される機会も増え、都会からの見学者を呼ぶ。「注目されると、そんなに大事な祭りやったんかってことで、村の人も張り切り出してな」松本さんの誘いに乗って唄を覚えようとする村人も出てきた。

「自分が持ってるものは勝手に会得したものでなく、先人から受け継いだもの。生きてきたすべてを伝えて、からっぽになって終わりたい」そう言いながら、照れ隠しにか、また良い喉を披露してくれた。

そろうた そろうたぜ 千本搗きは ソリャー 千本搗きは イヨー この子の幸せ ソリャー こめてつこ オモシロヤ



ホテル杉の湯の食事(2012.3.17)。猪鍋がついてきた


お造り3種盛りとあしらい

私は昨年(2012)の3/17(土)、東川の松本修さん宅にお邪魔し、村にまつわるいろんなお話をお聞きした。詩吟(吟道哲水流八洲吟詠会)の先生なので、とても良いお声で伊勢音頭を歌ってくださった。


先付は地元の山菜など


三色団子と柿の葉寿司

このときは前日に村に入り、ホテル杉の湯に泊めていただいた。川上村観光協会のHPによると《吉野杉の杜に包まれた優美なホテル 公営で初めての政府登録国際観光旅館。高野槇や天然石造りの露天風呂があり、客室やレストランからは川上村の雄大な山並を眺めることが出来ます。泉質は単純温泉(低張性・中性・低温泉)。日帰り入浴可能(定休水曜日)です》とある。大きなお風呂と、美味しいお料理に、舌鼓を打った。


鹿肉のタタキと大和茶そば


デザートは紅塩プリン

ホテル杉の湯では、「千本杵搗きに参加しませんか?」という宿泊プランを作り、参加者を募集している。宿泊日は9/14(土)で、1泊3食つきで16,800円から。バンフレット(PDF)は、こちら


朝食は鮎の干物に茶粥

奈良県は、過疎化・高齢化が進展し、地域産業の活性化などの課題を抱える南部および東部地域の振興を図るため「南部東部振興課」(地域振興部)を設置して取り組みを進めている。奈良県南部・東部が優れた観光地であり、自然や歴史遺産の宝庫であることは、残念ながらあまり知られていない。

江戸時代から続くこの伝統行事に、ぜひ足をお運びください!
コメント (4)
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