名勝「依水園(いすいえん)」をご存じだろうか。なら旅ネット(県観光公式サイト)によると、
二つの庭園からなる依水園は奈良を代表する池泉回遊式庭園で、その面積は3400坪(約11,000㎡)にもなる。前園は江戸時代に奈良晒の御用商人 清須美 道清(きよすみ どうせい)が作り、後園は若草山、東大寺南大門、春日山や御蓋山を借景とし、明治時代に実業家 関藤次郎により作られた。このほか、園内には古代中国の青銅器や朝鮮の高麗・李朝の磁器、日本の茶道具などを所蔵、展示する寧楽美術館がある。
奈良晒(ならざらし)は清須美源四郎が創始し、「南都随一の物産」と称えられた。清須美道清は源四郎の孫で、将軍御用達商人だった。当初は今「食事処 三秀(さんしゅう)」のある前園(西側)だけだったが、依水園のオーナーが関藤次郎に移った明治時代に後庭(東側)が作られ、現在の形となった。
その依水園のメイン建物(主屋)内で2月10日(水)~3月3日(水)、「依水園のひなまつり」というイベントが開催される。左の写真にある「曲水の宴(きょくすいのえん)」を15体の人形で再現した雛飾りと、可愛い「稚児雛人形の五段飾り」が展示される。曲水の宴は、蔵の奥深くに保管されていたため東京大空襲を乗り切ったという114年前の雛飾りである(明治40年 丸平大木人形店製)。
入園料は大人1,200円、大学生・高校生500円、小中学生300円。9:30~16:30(16:00受付終了)、火曜休。マスク着用で、ぜひお訪ねください!
二つの庭園からなる依水園は奈良を代表する池泉回遊式庭園で、その面積は3400坪(約11,000㎡)にもなる。前園は江戸時代に奈良晒の御用商人 清須美 道清(きよすみ どうせい)が作り、後園は若草山、東大寺南大門、春日山や御蓋山を借景とし、明治時代に実業家 関藤次郎により作られた。このほか、園内には古代中国の青銅器や朝鮮の高麗・李朝の磁器、日本の茶道具などを所蔵、展示する寧楽美術館がある。
奈良晒(ならざらし)は清須美源四郎が創始し、「南都随一の物産」と称えられた。清須美道清は源四郎の孫で、将軍御用達商人だった。当初は今「食事処 三秀(さんしゅう)」のある前園(西側)だけだったが、依水園のオーナーが関藤次郎に移った明治時代に後庭(東側)が作られ、現在の形となった。
その依水園のメイン建物(主屋)内で2月10日(水)~3月3日(水)、「依水園のひなまつり」というイベントが開催される。左の写真にある「曲水の宴(きょくすいのえん)」を15体の人形で再現した雛飾りと、可愛い「稚児雛人形の五段飾り」が展示される。曲水の宴は、蔵の奥深くに保管されていたため東京大空襲を乗り切ったという114年前の雛飾りである(明治40年 丸平大木人形店製)。
入園料は大人1,200円、大学生・高校生500円、小中学生300円。9:30~16:30(16:00受付終了)、火曜休。マスク着用で、ぜひお訪ねください!