木曜日（2022.9.29）の奈良新聞に、〈４会場で「万葉からの祈りコンサートvol.３」 ファイナル公演 千住明作曲のオペラ「万葉集」〉という記事が出ていた。一般社団法人「まほろば芸術ラボ」が主催し、10月9日（日）からスタート、4つの会場でシリーズコンサートが展開される。実は私も、最終回（12/17）のオペラ上演前の「プレトーク」に出演する。オペラ「万葉集～二上山挽歌編」のチケットお申し込みは、こちら。４つのコンサートをまとめると、
▪10月 9日㈰ 奈良大安寺獅子吼殿オープニングコンサート
青柳晋ピアノリサイタル（4,000円）
▪10月29日㈯ 総本山長谷寺
カウンターテノール中嶋俊晴/三橋桜子チェンバロリサイタル（無料）
▪11月 8日㈫ 三輪山平等寺本堂 井上真実篠笛リサイタル（2,000円）
▪12月17日㈯ 奈良県立文化会館国際ホール ファイナルコンサート オペラ「万葉集」
（演奏会形式）（A席5,000円、B席4,000円、学生3,000円）
ということになる。奈良新聞の記事には、
桜井市の「まほろば芸術ラボ」(山本昌代理事長)は10月9日～12月17日、同市と奈良市の計4会場で「万葉からの祈りコンサート vol・3」を開催する。同コンサートは県内の社寺を舞台にしたクラシック音楽の演奏会として2019年に始めた事業で、3回目の開催。
毎回、国内外で活躍する演奏家らを招いており、今年は10月に2公演、11月と12月に各1公演の計4公演で構成。12月のファイナル公演では千住明の作曲、俳人の黛まどか台本による演奏会形式オペラ「万葉集～二上山挽歌編」を、奈良市登大路町の県文化会館国際ホールで上演する。
オープニング公演は10月9日午後2時から、奈良市大安寺2丁目の大安寺獅子吼（ししく）殿で「青柳晋ピアノリサイタル」(入場料4000円)を開催。青柳は東京芸術大学教授を務めながらソリスト、室内楽奏者として国内外で活躍しているピアニスト。演奏曲はシューマンの「ノベレッテ第8番」、ショパン「ピアノソナタ第3番」など。
２つ目の公演は同29日午後1時30分から、桜井市初瀬の長谷寺で「中嶋俊晴(カウンターテナー)×三橋桜子(チェンバロ)デュオリサイタル～古の歌、日本の歌」(入場無料)を催す。中嶋は欧州各地の音楽祭に招かれ国際的な活躍を広げていて、カッチーニやパーセルなどバロック期の作曲家の作品や、武満徹、服部良一といった邦人作曲家の歌曲を歌う。
３公演めは11月8日午後1時から、桜井市三輪の平等寺本堂で開催される「井上真実 篠笛の響きコンサート～万葉と月 玉響の出会い」(入場料は一般2000円、同ラボ会員無料)。日本の音楽の深淵を表現した作品を数多く発表し高い評価を得ている篠笛奏者の井上真実が、万葉歌がテーマの自作曲や「月の砂漠」「浜千鳥」「もみじ」などの日本の名曲を奏でる。
ファイナル公演「演奏会形式オペラ 万葉集(二上山挽歌編)～日本最古の歌集『万葉集』に綴られた普遍的な想いを今に紡ぐ」(入場料はA席5000円、B席4000円、学生3000円)は12月17日午後1時開演。
指揮は藤村知史、キャストはソプラノの村岡瞳(大伯皇女役)、メゾソプラノの廣澤敦子(持統天皇役)、テノールの清原邦仁(草壁皇子役)、バリトンの池田真己(大津皇子役)の4人で、管弦楽は堺シティオペラ記念オーケストラ、合唱は同法人がオーディションを行って結成した「オペラ『万葉集』記念合唱団」が出演する。
オペラ「万葉集」は2009年初演の「明日香風編」と11年初演の「二上山挽歌編」の2部作で、「二上山挽歌編」は謀反の疑いをかけられ無念の死を遂げた大津皇子の悲劇を題材に、鎮魂の祈りを込めたオペラ。
東日本大震災の後、日本人の心を癒やし皆が一つになれるような作品にしたいと制作されたといい、同法人は新型コロナウイルスのパンデミックで人々の心が疲弊している今、「万葉の里」である県で上演することは意義深く、また作品に込められた思いが同事業の趣旨にも合致すると上演を決めた。
上演前に指揮者の藤村、鉄田憲男・奈良まほろばソムリエの会専務理事、森川裕一・明日香村長の3人によるプレトークがある。
大安寺、平等寺、長谷寺での公演はいずれも事前予約が必要(Eメール：info@mahorobalab.org)。ファイナル公演のチケットは同ラボのホームページ、県文化情報センター、電話：0742(22)0200で購入できる。問い合わせは同ラボ、電話：0744(46)1038
たくさんのご参加をお待ちしています！
▪10月 9日㈰ 奈良大安寺獅子吼殿オープニングコンサート
青柳晋ピアノリサイタル（4,000円）
▪10月29日㈯ 総本山長谷寺
カウンターテノール中嶋俊晴/三橋桜子チェンバロリサイタル（無料）
▪11月 8日㈫ 三輪山平等寺本堂 井上真実篠笛リサイタル（2,000円）
▪12月17日㈯ 奈良県立文化会館国際ホール ファイナルコンサート オペラ「万葉集」
（演奏会形式）（A席5,000円、B席4,000円、学生3,000円）
ということになる。奈良新聞の記事には、
桜井市の「まほろば芸術ラボ」(山本昌代理事長)は10月9日～12月17日、同市と奈良市の計4会場で「万葉からの祈りコンサート vol・3」を開催する。同コンサートは県内の社寺を舞台にしたクラシック音楽の演奏会として2019年に始めた事業で、3回目の開催。
毎回、国内外で活躍する演奏家らを招いており、今年は10月に2公演、11月と12月に各1公演の計4公演で構成。12月のファイナル公演では千住明の作曲、俳人の黛まどか台本による演奏会形式オペラ「万葉集～二上山挽歌編」を、奈良市登大路町の県文化会館国際ホールで上演する。
オープニング公演は10月9日午後2時から、奈良市大安寺2丁目の大安寺獅子吼（ししく）殿で「青柳晋ピアノリサイタル」(入場料4000円)を開催。青柳は東京芸術大学教授を務めながらソリスト、室内楽奏者として国内外で活躍しているピアニスト。演奏曲はシューマンの「ノベレッテ第8番」、ショパン「ピアノソナタ第3番」など。
２つ目の公演は同29日午後1時30分から、桜井市初瀬の長谷寺で「中嶋俊晴(カウンターテナー)×三橋桜子(チェンバロ)デュオリサイタル～古の歌、日本の歌」(入場無料)を催す。中嶋は欧州各地の音楽祭に招かれ国際的な活躍を広げていて、カッチーニやパーセルなどバロック期の作曲家の作品や、武満徹、服部良一といった邦人作曲家の歌曲を歌う。
３公演めは11月8日午後1時から、桜井市三輪の平等寺本堂で開催される「井上真実 篠笛の響きコンサート～万葉と月 玉響の出会い」(入場料は一般2000円、同ラボ会員無料)。日本の音楽の深淵を表現した作品を数多く発表し高い評価を得ている篠笛奏者の井上真実が、万葉歌がテーマの自作曲や「月の砂漠」「浜千鳥」「もみじ」などの日本の名曲を奏でる。
ファイナル公演「演奏会形式オペラ 万葉集(二上山挽歌編)～日本最古の歌集『万葉集』に綴られた普遍的な想いを今に紡ぐ」(入場料はA席5000円、B席4000円、学生3000円)は12月17日午後1時開演。
指揮は藤村知史、キャストはソプラノの村岡瞳(大伯皇女役)、メゾソプラノの廣澤敦子(持統天皇役)、テノールの清原邦仁(草壁皇子役)、バリトンの池田真己(大津皇子役)の4人で、管弦楽は堺シティオペラ記念オーケストラ、合唱は同法人がオーディションを行って結成した「オペラ『万葉集』記念合唱団」が出演する。
オペラ「万葉集」は2009年初演の「明日香風編」と11年初演の「二上山挽歌編」の2部作で、「二上山挽歌編」は謀反の疑いをかけられ無念の死を遂げた大津皇子の悲劇を題材に、鎮魂の祈りを込めたオペラ。
東日本大震災の後、日本人の心を癒やし皆が一つになれるような作品にしたいと制作されたといい、同法人は新型コロナウイルスのパンデミックで人々の心が疲弊している今、「万葉の里」である県で上演することは意義深く、また作品に込められた思いが同事業の趣旨にも合致すると上演を決めた。
上演前に指揮者の藤村、鉄田憲男・奈良まほろばソムリエの会専務理事、森川裕一・明日香村長の3人によるプレトークがある。
大安寺、平等寺、長谷寺での公演はいずれも事前予約が必要(Eメール：info@mahorobalab.org)。ファイナル公演のチケットは同ラボのホームページ、県文化情報センター、電話：0742(22)0200で購入できる。問い合わせは同ラボ、電話：0744(46)1038
たくさんのご参加をお待ちしています！
