tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

徳南毅一さんの講演「茶がゆと奈良漬」(奈良シニア大学 奈良歴史部)

2022年10月07日 | 奈良にこだわる
NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は6年前から毎年、奈良シニア大学(事務局=奈良市西大寺北町3丁目2−19 1)に講師を派遣して、授業を行っている(奈良校および橿原校)。
※トップ写真は、わが家の朝食で出た茶がゆとサンマの丸干し(2021.4.10 撮影)


昨日(2022.10.6)は、その「奈良歴史部」(テーマ:行事、暮らしと文化)の授業で、私が「食の歴史と食文化」という話をさせていただいた。いわば「食」に関する授業の「概論」だった。


蓋のついた茶碗は「奈良茶碗」といわれ、奈良茶飯を供する時などに使われた(同年4/4撮影)

来月(11/10)はその「各論」の1つとして、当会会員で中小企業診断士の徳南毅一さんが「茶がゆと奈良漬」という授業をされる。その講義資料を拝見したところ、これは情報満載の充実した資料だった。まずは茶がゆに関する県民へのアンケートの結果。



「おいしかった」(72%)「シンプルなところが良い」(54%)には納得するが、「知らない・食べたことがない」が40%もいたことには驚かされる。奈良の伝統食なのに、これは存続が危ぶまれる。「自宅で作るのは面倒」という人向けには、茶がゆメニューのあるお店のリストも公開される。これは貴重な情報だ。私も未訪問の店を訪ねることにしたい(なお「ほうせき箱」に茶がゆメニューはなくなった、「味亭山崎屋」は閉店)。



充実した授業になりそうなので、私も後学のためにオブザーバー参加を申し込んだ。奈良歴史部の皆さん、お楽しみに!
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