tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

全国の銀行で初!南都銀行とクラブツーリズムが連携旅行商品/ツアーガイドも!

2016年09月20日 | 観光にまつわるエトセトラ
こんなバスツアーができた。南都銀行がクラブツーリズムにツアープランを提案し、奈良県南部・東部を巡る日帰りバスツアーを実施する。ツアーのガイドも、同行OB・OGから成る「ナント・なら応援団」(約30人)が行うというものだ。

しかも同行が制作した奈良のクイズ本『ポケットに奈良』もついてくる。こんな仕掛けのツアーは、今までに例がない。ツアーは、新大阪または天王寺から乗車する「テーマのある旅」で、

1.【円空仏と紅葉の天川村】
 近畿以西唯一の円空仏群像・栃尾観音堂と紅葉の天川・洞川散策
2.【丹生川上三社めぐり】
 いにしえの丹生川上神社はどこに~上社・中社・下社の由来をひもとく三社めぐり~
3.【邪馬台国の纒向と日本最古の神社・大神(おおみわ)神社】
 神宿る聖なる山・三輪山 大神神社参拝と邪馬台国のロマンに思いを馳せて
 ~唐古・鍵、纒向、箸墓、黒塚古墳 卑弥呼の里めぐり~


の3本だ。同行のニュースリリース(PDF)によると、



奈良県南部・東部地域を巡る旅行商品が誕生しました!
奈良県の観光振興を目的としたクラブツーリズム株式会社との連携企画

南都銀行(頭取 橋本 隆史)は、観光振興への取組みとしてクラブツーリズム株式会社(代表取締役社長 小山 佳延 氏)と連携・協力し、奈良県南部・東部地域を巡る旅行商品を開発しました。

奈良県南部・東部地域の観光振興は「奈良県総合戦略」に掲げられ、観光入込客数や宿泊客数の増加が具体的な施策の目標とされています。当行は、近鉄グループの大手旅行会社とのコラボレーションにより、地域の魅力を活用した旅行商品の開発に協働し同地域への「ひとの流れづくり」の実現に貢献してまいります。

また、本ツアーでは、当行OB・OGによるボランティアグループ「ナント・なら応援団」がガイド役として協力します。ツアーの概要等は以下のとおりです。



「南都銀行おすすめの奈良再発見ツアー」(日帰りバスツアー)
(1)【天川方面】 実施日:平成28年11月7日(月) 最少催行人員25名
円空仏群像 栃尾観音堂と紅葉の天川村・洞川散策

(2)【川上・東吉野・下市方面】 実施日:平成28年11月21日(月) 最少催行人員25名
丹生川上神社上社・中社・下社めぐり

(3)【田原本・桜井・天理方面】 実施日:平成28年12月12日(月) 最少催行人員25名
唐古・鍵遺跡、纒向遺跡、箸墓古墳、黒塚古墳 卑弥呼の里めぐり



*募集販売は全てクラブツーリズム株式会社が行います。詳細は、同社会員情報誌「テーマのある旅」(2016 年 10 月号)または公式ホームページ(関西版 テーマのある旅)に掲載されています。

【本件に関するお問合せ先】公務・地域活力創造部 ℡0742-27-1611


地元銀行が起案し、地元民がガイドするという典型的な「着地型旅行商品」である。しかも行き先は、4体の円空仏を安置する天川村の「栃尾観音堂」参拝、3つの「丹生川上神社」巡拝、邪馬台国畿内説No1.の候補地「纒向遺跡」探索など、こりに凝ったラインナップである。私も3回とも、ツアーガイドの1人として乗り組む。こんなツアーは例がない。電話でのお申し込みは 06-6733-0090 (月~土9:15~17:30)。

皆さん、ぜひツアーにお申し込みください!

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菅谷文則氏の「倭国の女王 卑弥呼」/やまと郡山城ホールで10月30日(日)開催!(2016 Topic)

2016年09月19日 | お知らせ
最近、にわかに「邪馬台国畿内説」(纒向説)が活気づいてきた。もともと発掘調査の結果では圧倒的に纒向(まきむく=桜井市)だったし、学説もほとんどが纒向を支持している。ところが奥ゆかしい奈良県民はあまり声を大にしては語っていなかった。それがやっと最近になって「これはどう考えても、纒向やないか!」と風向きが変わってきたのである。

そこでNPO法人「奈良まほろばソムリエの会」では、菅谷文則氏をお招きして「倭国の女王 卑弥呼」(第6回「シリーズ講演会」)という講演をお願いすることにした。要申し込みで、参加費はわずか500円!詳細を同会のチラシから拾うと、

奈良まほろばソムリエの会では”本物の古代と出会い、楽しめる奈良を学ぼう“との思いから「シリーズ講演会」を県内各地で継続開催し、今回は第 6 回を大和郡山市で開催します。そして年一回各「活動グループ」が午前中 独自に広く郡山ファンを交えた行事を実施したうえ、午後一堂に会して講演会に参加する いわば”奈良まほろばソムリエ大会“として盛り上げたいと思います。

≪午前中の各グループ行事≫ 「旧郡山藩の城下散策」「古事記の里を訪ねて」「大和郡山市街巡り」などの行事があります。詳細は「奈良まほろばソムリエの会」のホームページ

≪第6回講演会≫ 午後の講演会のみ参加も、もちろんOKです。
日時 10 月 30 日(日)13 時 30 分~15 時 30 分(受付 13 時より)
大和郡山市の「女王卑弥呼」による大和郡山の観光スポット紹介のあと
講演 菅谷文則所長(奈良県立橿原考古学研究所)
演題 「倭国(わこく)の女王 卑弥呼」
場所  やまと郡山城ホール(小ホール) 近鉄郡山駅から徒歩7分 ☎0743-54-8000
会費 資料代として500円(当日会場受付にて)

お申し込み、お問い合わせは、
お葉書 〒630-8001 奈良市法華寺町 254-1奈良ロイヤルホテル内 奈良まほろばソムリエの会
Eメール info@stomo.jp、FAX 0742-90-1414、☎080-9601-5813
の何れかに、氏名・住所・電話番号をお知らせ下さい。


博識の菅谷文則氏から、どんな「倭国の女王 卑弥呼」論が聞けるのか、これは楽しみだ。皆さん、ぜひお申し込みください!



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木津川市探訪講座/装いを一新、9月22日(祝)から4回開催!(2016 Topic)

2016年09月18日 | お知らせ
このたび木津川市観光協会は、これまでの「ボランティアガイド養成講座」に代え、「木津川市探訪講座」として、9月、11月、1月、2月の4回にわたる楽しい講座を実施する。参加は無料・要申し込み。もちろん木津川市民以外でも参加できる。内容は、

「木津川市探訪講座」受講生募集のお知らせ                   
木津川市観光協会では、ボランティアガイドの養成に取り組んでいますが、今回は木津川市の‘いま’の魅力をより深くご理解いただくために、いつもとは違った趣の、多彩な講師陣による市民講座を開講致します。
第1回講座 「恭仁宮へ 竹居和彦さんとスケッチピクニック」
恭仁宮跡で専門家の指導を受けながらスケッチ体験しましょう。お一人でもご家族一緒でも、ピクニックの気分で気軽にご参加ください。ボランティアガイドによる恭仁宮の説明も聞くことができます。
日  時:9月22日(木・祝)13:30~16:00(雨天は文化財保管センターで)
集合場所:恭仁宮大極殿跡 (駐車場あり)
講  師:竹居和彦氏  (風景画家・アトリエぶらりすけっち主宰)
持 ち 物:絵具、筆、筆洗い(切ったペットボトルでも代用出来ます)、筆記用具、スケッチブックか画用紙、ビニールシートか椅子、水筒、おやつ(自由)
定  員:30名         

第2回講座 地域固有の植物を知ろう~木津川市の植物講座~
日 時:11月29日 (火) 13:30~15:30
講 師:木津川市植物同好会 代表 細見俊樹氏、ふるさと案内かも 環境部長 田中勝男氏 
場 所:加茂文化センター 
定 員:40名

第3回 大人の社会見学~国内シェアが8割!地場産業~
日 時:1月24日 (火) 13:30~15:30
講 師:小嶋 一社長 (お話と工場見学)
場 所:小嶋織物株式会社(襖紙工場) 
時 間:13:30~14:30 (社長のお話と工場見学)その後、山城町ふるさと案内人による上狛地域の案内(1時間位) 
定 員:20名

第4回 木津川市に文化財が多い訳~木津川市歴史概要~
日 時:2月19日 日)40名 13:30~15:30
講 師:永澤拓志氏(木津川市文化財保護室)
場 所:木津川市北別館1階
定 員:40名

申込み:はがき、電話、FAX,メールのいずれかにて 〒、住所、氏名、性別、電話番号(あればメールアドレス)を記入し、下記へお申し込み下さい。
〒619-0216 木津川市州見台1丁目1番地1 ガーデンモール木津川2階
(一般社団法人)木津川市観光協会
TEL:0774-73- 8191 FAX:0774-73- 8136 Eメール:kanko@0774.or.jp
・主催 (一社)木津川市観光協会(担当者:渡辺紀子)
・後援  木津川市

木津川市観光協会のHPは、こちら。イベントのお知らせは、こちら(PDF)。楽しいイベントが目白押しである。木津川市のふすま紙生産が、国内シェアの8割を占めるとは、初めて知った。

皆さん、ぜひお申し込みください!
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真田丸(36)勝負

2016年09月17日 | 日々是雑感
前回(9/11)のNHK大河ドラマ「真田丸」は「第36回 勝負」。第2次上田合戦の話が中心だが、関ヶ原の敗戦も告げられる。NHKのサイトからあらすじを紹介すると、

昌幸と信繁は、信幸と別れ、徳川勢を迎え撃つために上田城へ。途中、昌幸と信繁は沼田城に立ち寄るが、稲は思いがけない行動に出る。一方、信幸は家康から上田攻めの先ぽうを命じられる。初陣の秀忠は本多正信とともに兵を進める。徳川勢を撃退しつつ、しかし信幸と戦わないために信繁は一計を案じる。そして佐助が衝撃の知らせを届ける。



この回で、天下分け目の関ヶ原の合戦の場面は、わずか2シーン・約50秒。大合戦のシーンを期待した向きには、肩すかしだったことだろうが、これはネットでも話題になっていた(YAHOOニュースは、こちら)。真田父子は関ヶ原には行かなかったので、まぁ致し方ないことだ。

いよいよ三成が兵を挙げたのだ。真田は信繁と昌幸が三成率いる豊臣方、信幸が徳川方についた。徳川勢は上杉討伐のため会津に向かっている最中だったが、三成の挙兵の知らせを受け、引き返す。それを向かえ撃とうと、昌幸と信繁は上田城に入る。

家康は上田城攻めの総大将に秀忠を指名した。先鋒には信幸を指名。父・弟と別れてこちらについた信幸を試す腹づもりだ。秀忠率いる三万の徳川軍は、信幸を先頭に信濃に侵攻し上田近くに陣をしく。その様子を見た昌幸・信繁は、徳川の陣に掲げられた真田の旗に気付く。昌幸曰く「源三郎とは戦いたくないのう」。

昌幸は時間稼ぎのため、秀忠に交渉をもちかける。しかしその内容は無理難題ばかり。そのうち雨が降り、神川の水があふれる。退路を断たれた秀忠は、上田城を攻め落とそうとする。しかし、やはり戦に長けた真田が優勢。その途中で家康に呼ばれた秀忠は、関ヶ原に向かい、危うく難を逃れる。



信幸は信繁が守る砥石城を攻める。しかし信繁は事前に佐助を介し、信幸に根回しをしていた。砥石城の門前で信繁は鉄砲を信幸のいる徳川軍に撃ち込む。しかしこれは見せかけ。打ち合わせ通り、矢沢三十郎が城門を開け、徳川軍を城内に引き入れる。同時に、信繁は軍勢をひき、両軍が激突する前に戦いを終えた。しかしこんな信濃での健闘にかかわらず、関ヶ原で西軍は東軍に完敗していた。

この回では、秀忠の無能ぶりが光って(?)いた。無理難題をつきつける昌幸の書状を見て、「これは怒って良いのか?」と聞き返すとんちんかんぶり。「はい」と聞いてから書状を破り、怒りをあらわにする。

第1次に続き、第2次上田合戦でも、真田は徳川を翻弄して勝った。しかし単独の合戦(Battle)で勝っても、関ヶ原という大合戦(War)では西軍は完敗していた。このあたり、小大名である真田の限界が見える。これは残念無念である。では今回も最後に、藤丸タダアキさんの感想を彼のブログから紹介しておく。



真田昌幸・信繁は石田方として西軍へ。信幸は一人徳川方として東軍へ。信幸は父のもとを離れ、一人前のようにたくましくなっていきます。真田家は第一次上田合戦で一族の名前を上げました。そして、この関ケ原で押しも押されぬ名声を手に入れます。しかし、それは同時に昌幸・信繁と信幸の別れを意味しました。真田丸36話勝負。信繁の終焉である大阪の陣へのクライマックスが始まりました。

独り立ちした信幸。妻の稲は本拠に戻る昌幸・信繁を沼田の城に入れませんでした。徳川方は東海道を徳川家康。中山道を秀忠と割り振ります。そして昌幸・信繁の居城、上田城に駒を進めます。

徳川秀忠。彼は実質、初めての合戦です。初陣(ういじん)と言います。昌幸は偽装降伏で時間を稼ぎます。この時間を稼ぐ心理とは何だったのでしょうか。私の見解は石田方から時間稼ぎの要望があったこと。そして、何よりも初陣の秀忠を怒らせたかったのだと思います。案の定、秀忠は怒りを覚えて、進軍を命じます。

軍師役の本多正信。彼は戦争に関しては能力がなかったといわれています。真田丸36話でもしたり顔で色々と進言していましたが、結局は敗退してしまいました。相手が悪かったのか、それとも…。彼のエピソードはこちらです。本多正信の逸話 関ケ原と大坂の陣の話。



さて、昌幸は敵方の信幸に手柄を立てさせながら戦場から遠ざけます。そして猛然とゲリラ戦を展開します。食料を奪い、挑発します。そして、雨が降ります。一体、昌幸はどこで自然を利用することを覚えたのでしょうか。

真田丸36話勝負ではここは省略されました。しかし、実際は秀忠と昌幸の戦いは昌幸の圧勝でした。徳川勢にはかつての第一次上田合戦にて敗走した武将もいました。真田丸13話決戦の感想 真田と徳川の事情について

昌幸はまずは敵の戦法を挑発して小競り合いを始めます。充分に城側に引き込んで、城門から鉄砲で一斉射撃をします。前回と一緒です。真田丸15話と36話。徳川軍は同じように引っかかります。そして、信繁は200の兵隊を引き連れて徳川軍の背後に忍び寄りました。鉄砲の一斉射撃をして突撃します。そして、最後にはまた、川です。せき止めた水が流れ、徳川軍の多くは溺死します。秀忠は小諸まで家臣の馬で逃げたといわれています。

真田丸36話。昌幸と信繁は合戦に完全に勝利します。しかし、昌幸と信繁はともに合戦に出るのはこれが最後でした。肝心の関ケ原の合戦で徳川方に完敗した石田西軍。多くの人物の思惑は昌幸の予想に反して家康を勝たせる方に進みました。次回、真田丸37話では信幸が要となって昌幸と信繁を助けます。真田丸36話勝負の感想を書きました。
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春日野音楽祭/9月18日(日)と19日(祝) 開催!(2016 Topic)

2016年09月16日 | お知らせ
春日大社の第60次式年造替を記念して、初の春日野音楽祭が9月18日(日)と19日(祝)11:00~17:30、奈良市内一帯で開催される。同祭の公式HPによると、

春日野音楽祭は、公募による市民ステージや参加型大合奏、アーティストによる奉納演奏企画といった様々な音楽プログラムを、春日大社を基点とした奈良市内を会場として開催する市民参加型の野外音楽祭です。会場構成は、春日大社本殿からJR奈良駅へと繋がる参道及び三条通を中軸線として、「まちなか ステージ 」「登大路メイン会場」「飛火野スペシャルテージ 」の3つのゾーンで展開します。

シルクロードを渡って大陸の文化が渡ってきた、その終着点とも言えるこの通りを軸にした、奈良の歴史と都市景観を再認識できるスケールの大きなエリアで、古から現在に至るまで地域と市民が共に受け継いできた文化の多様性を表現するため、その象徴としての「音楽」を中心に据えた新たな市民参加型の奉祝行事として開催いたします。

開催日2016年9月18日(日)・19日(月・祝)
会 場春日大社境内、JR・近鉄奈良駅前から三条通りを中心とするまちな及び公園
主 催春日野音楽祭実行委員会 春日大社
共 催春日大社第六十次式年造替記念奉祝行事実行委員会




詳しいスケジュールは、こちらに出ている。南都銀行の行員・OBによるおやじバンド「まほろばclub」は、南都銀行本店前(三条通り側)の「石のステージ」で18日(日)15:30~16:00に野外ライブを行う。チラシによると、

見学は無料です。チケットなどは要りません。うまいもんマルシェやバザーなどもあります。春日大社の表参道である三条通りやJR奈良駅、近鉄奈良駅、奈良公園内などの11ヵ所のステージで開催され、まほろばclubは南都銀行本店の駐車場前ステージで演奏します。ご都合良ければ、是非お越しください!

これは何だか楽しそうだ。皆さん、ぜひ春日野音楽祭に足をお運びください!



コメント (2)
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