ボロボロの倒木の、折れ残りの根元を揺らして倒してみたら、こいつがいた。
左が頭で、黒いのが口。
伸縮可能な体がかなり伸びていた。
普通ならもっとコロコロしているのだが、木自体が腐ってきて、十分食えていないのではないかという細さ。
大事なすみかと食材そのものが倒され引っ張り出されてしまったのだから元に戻れないかも。
田舎では、薪割りをすると出てくることがあり、こいつをコロ虫と呼んでいた。
薪のサイズに輪切りした木材をコロといい、コロから見つかるから。
焼いておいしそうに食べているのを見たことがあるけれど、勧められても私は食べなかった。
私は蜂の幼虫を一回だけ炙って食べたのがせいぜい。
オオクワガタの幼虫かと思ってきたが、この機会に調べてみて、ウスバカミキリの幼虫とわかった。