独りで家にいたら、どんな音でも気になるものだけれど、3日前の21時頃だったか、『さっさっさっさっさ・・・』という軽い忍び足の音が聞こえた。
子どもの頃に何回も聞いた、ネズミが天井裏を走る音なんである。
ネズミの運動会と言われる複数の追いかけっこの音もよく聞いた。
地震と風雪と歳月に痛めつけられたぼろ家なので、どこからかネズミは侵入してくる。
まして冬になったら、入ってこないはずがないくらいのもの。
すでに1階の床の間付近に仕掛けたネバネバシートには小さなトガリネズミが引っかかった。
肉食のこいつはネズミを追ってきたはず。
1日でも食わないと餓死するという大食漢の骸は張り付いた部分だけ切り取って処分した。
そうやって残りはまた敷いておいて、また獲れてを繰り返して昨年だったか一昨年だったか、4隅使い切ったことがある。
さて、天井裏のネズミをどうしてくれようかと考えて、ネバネバシートも良いけれど、金網のネズミ捕りがあったのを思い出した。
錆だらけではあるけれど、バネは傷んでなくて罠としての機能はまだ十分ある。
サツマイモの収穫時にネズミのかじり跡のあったイモがまだ残っているので、それを餌にする。
薄く500円硬貨程度の大きさにしたのを引っ掛け金具にぶら下げた。
我が家は1階と2階の間に40センチほどの隙間があり、部屋によってはコタツ穴があり、隙間を覗くことができる。
45センチ角の小さな畳を上げると、鍔(つば)の付いた半球の火床があり、それを持ち上げると丸い穴があいて、ネズミの運動場が現れる。
セッティングしたネズミ捕りを入れ、半球を戻し、あとは待つだけ。
次の日に罠を確かめたら、ネズミ捕りの蓋が半分降りた状態で、金具に付けたイモはなくなっていた。
Ω型の持ち手は引っ掛け金具に連動していて、ネズミがイモを引くと掛け金が外れ、持ち手は跳ね上がり蓋が落ちる仕掛けなのに、持ち手がコタツ穴の補強材に当たって垂直に戻っていない。
残念至極不手際極まる大失敗の取り逃がしだった。
洗面所の固形石鹸を食べます。歯形がついています。
揖保の糸の木箱をかじります。お酒の紙パックもかじります。ごま油のフタも。賢いです。天井の旦那様「うえんちゅ」と恐れられています。
智慧をだし、チバって下さい。
大根は半分にカットされた、白い方を買います。
いま、ウエンチュがテレビの前のPCの主人の前を
走りました・・・・^0^。
ちばりましょう!
ずっと前に観た番組で、ネズミ捕りに成功した後の再使用の前に、一回一回けむりにかざしていました。
ほーっと感心したものですが、そこまでしなくてもと、いまは思います。
その実証実験をしています。
続きをお楽しみに。