石垣島のスーパーでサトウキビを見つけ、旅に趣向を添えるべく買ってみた。
石垣の友人宅で、昔の映画にでてくる不良が隠し持つようなナイフを使って皮の剥がし方を教えてもらう。
虫食いのような部分もあったので、そこを除いてから、少しだけ、がじがじと噛みしめるとほんのりとした甘さが感じられた。
映像で観たことのある、歯で皮を剥いてかじり取り、がしがしと噛むのが正しいサトウキビの楽しみ方のはずだが、昔の沖縄の子供たちがやっていたと思われるやり方は、部分入れ歯をしている身では難しい。
3本入りだった残り2本は自宅への宅配便に入れた。
というわけで、本日ノコギリを使って輪切りにし、カッターナイフで短冊にすると、ようやく思い通りにしがむことができた。
関西では、スルメを噛むのを『しがむ』と言うので、確かめてみたが広辞苑には載っていない。
それはともかく、自然で上品な甘さだ。
黒糖は、暗証番号を入力してドアを開けて入った民泊の部屋に置かれていたものを、これも宅配便に入れたもの。
ウェルカム・フードというものだろうか、一緒に泊まったKがいいと言うので私がもらった。
黒糖にもいろいろあるようだけれど、これは原材料名に『さとうきび(沖縄県産)』としか記されていないから純粋なものだろう。
西表島の畑で黒い幹のサトウキビが栽培されているのを、サトウキビには2種類あるのだと石垣人が教えてくれた。
『黒いのからできるのが黒砂糖で、普通の白っぽいのからできるのが白砂糖なんだな』などとまぜっかえした。
調べてみると、黒いのは台湾で栽培されていたもののようで、黒糖になる段階では味や色に変わりはないようだ。
波照間製糖株式会社とあって、波照間といえば忘勿石のことが想い出される訳で、悲劇を乗り越えた一族だろうか。
製造者も加工者も沖縄県那覇市であったのが、なんだか残念。
こちらも、二節ずつ宇治と十日町に埋めて見ようと思います。
葉っぱの根元のある方が上ですよね。
日当たりのよい場所に突き刺しておこうと思います。
たぶん、石灰をたくさん施した方が良いんでしょうね。
九州では、ススキ【サトウキビの穂)から種を取り栽培するらしい。
芽が出たら報告します。
理解してますよ。
白砂糖は北海道の砂糖大根からで、
黒砂糖は沖縄の砂糖黍からと承知しています。
そうですね、芽をだして少しは育つものかどうか確かめてみることにします。
田舎の夏は暑いですから、向こうにも持っていって花壇に挿してみましょうね。←沖縄風の言い方、I willです。
サトウキビの黒い白いは種類の違いだと思います。
一節、挿し木・埋めてください、芽が出るかも?