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過日、新潟県長岡市の病院に行った時、廊下にあった油絵。
長岡花火(フェニックス)という題で、田中守という人の作。
批評批判するつもりもその能力もないけれど思ったことを一つ。
この画家には花火がこのように見えているのか・・と不思議に思った。
私の見る花火は、光の放射そのものに見えるのだけれど、この花火は押し花のように見える。
鉄橋が下にあり、暗闇があり、打ち上がっている花火の軌跡が描かれている。
写真画像ならばあり得ない情景だと思った。
時間的経過を一枚に重ね合わせた表現なのだろう。
花火の芯からの放射状タッチは油絵だからこその面白さ巧みさなのだろうとは思う。
火薬を爆発させた光なのだから、もっと極彩色というのか、光り輝いた表現になるべきところを、花火であり名もフェニックスでありながら、なんて暗い絵だろうと思ってしまった。
不思議な絵だ。
芸術家には光はひかりでしょうかね・・・?
資本主義のほのかなやすらぎ・刹那の幸せ。
線香花火でいいのに・・・
亜熱帯でも莫大な費用で撃ち揚げています。(座ったままで部屋で一部が観れます)
空間に霧を撒いて、レーザーと音響でオーロラのように、ほんのり続けばいいのによ・・・
But, 花火の真下の音響と舞い落ちるくず?の臨場感は彼女との一生の想い出です。
彼の有名な花火のちぎり絵は、『長岡の花火』です。
私も子どもの頃に、遠目にですが長岡の花火を何回か見たことがあります。
>花火の真下の音響
心臓に悪いくらいの感じで、ズドーンと来ますよね。
ウチの田舎でも打ち上げてます。
わざわざ見に行くことは、あまりないですが、嫌いじゃないなぁ・・・花火。
素直に言いましょう・・・好きだなぁ花火!