遠くからやってきて仕事をしてくれる友人へのねぎらいも込めて、仕事は午前中だけにして、正午過ぎに出かける。
『うちに来たら・・』と言ってくれていた、いつもの接待上手な同級生宅に行き、手料理をたくさんご馳走になり、そのあとは4人でドライブ。
出かけなくても良いし出かけるなら近場にということで決めたのが、十日町市の誇る『あてま高原リゾート ベルナティオ』。
ところが、どれもこれもおいしい田舎料理を腹いっぱいにいただいたせいで、眠気を催した私は、ディズニーランドの10倍の広さという510ヘクタールの間延びした敷地に着いた途端、コスモス畑横の駐車場で3人が見学散策している間、20分ほど車のなかで爆睡。
千葉の友人はお呼ばれで酒を飲んでおり、後ろの席の女衆二人は免許を持たないので、命を預かる私としては見学より昼寝を優先させた。
眠気が飛んだところでホテルに行き、宿泊客でなくてもラウンジを利用できるかを聞いて喫茶コーナーへ。
なかなかに高いケーキとか飲み物とかをゆったりと頂き、生演奏のピアノなんかも聴き、友人はウイスキーを呑み、支払いになったら『おれが払うから』と勘定書をひったくるようにして割り勘をさせてくれない。
誠に申し訳なくもありがたく、『そのうち、このホテルに泊まろう』『コテージを借りよう』などと夢を描いてほざく高齢男女4名。
『冬の3ヶ月はここに逗留するから遊びに来て…』などと私は宝くじが当たったらの話を披露。
1枚目;今朝未明、友人が帰るのを見送った後の空に浮かんだ月を観て、リゾートホテルにあったハロウィンのカボチャを想い出した。
2枚目:1段目は次に来た時に…と残念そうだった、独りでやってくれた階段補修工事。
3枚目;あてま高原リゾート ベルナティオのホール。
老後はかように過ぎたく存じます。
お友達がどれだけいるか?
人生の価値基準かも知れません。
・・・酒があると、感性が倍増します。
コロナはコロナでそれなりに静かにフレンドリーに籠りがちでもそれなりの活動的。
酒が入ると、感性がぐだぐだになるので、ダメなんです。
最近は呑み会に私が車を出し、私だけノンアルを呑むというのが恒例化しそうです。