鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

放生池(ほうじょうち)

2025年01月07日 10時09分00秒 | 散歩は夢中






萬福寺は西側の道路に面して総門があり、その奥の三門をくぐってから拝観料を納めるようになっている。
というわけで、ふらっと総門から入り、右手のただいま最衰期といった様相の蓮池を観た。
放生池という看板があったので検索してみると、捕えられた魚などの生き物を購って放すこととある。
購うというのは罪滅ぼしという意味もあるけれど、買うというだけの意味にとるなら、浦島太郎が子供から亀を買って放してやったようなことか。
放生会という殺生とは真逆の儀式があるようなので、それをこの池で行うのだろうか。
見たところ生き物は見当たらなかった。

3枚目画像は、木幡池で特徴のある羽根乾かしポーズをとるカワウ(川鵜)。
水没してしまっている中島だが、葦がひょろひょろ生えて、以前はいつも鴨が営巣、産卵、抱卵、孵化をさせると聞いたことがある。
カワウの他にマガモ(真鴨)大中小のシラサギ(白鷺)、オオバン(大鷭)などがいて、サギが魚を捕まえた瞬間もわずかな観察時間で2度観られた。
下水道の完備により生活排水が入らなくて、一定程度の水棲生物が繁殖する環境は保たれているようだ。
亀が一番多く見られる池なのだが今は冬眠中のはず。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする