この期に及んで、まだ蚊が飛ぶのをたまに見る。
蚊は成虫で冬越しするのなら、人家のどこかしらの隙間なんぞが最適場所になるのだろう。
つい三日ほど前は、外での作業時に蚊取り線香を腰にぶら下げておかないと蚊に寄られて困るほどの陽気だった。
蚊はしっかり手のひらで叩いたつもりでも、ちょうど指の隙間にはまり込むこともあり、手を開くとぷーんと逃げていったりする。
飛んでいるなと見ていたら、なぜか居間のテーブルの上に止まったので、やんわりと叩いたら、これも手の隙間にはまり込んだのか生きていた。
後ろ脚が変になる以外にもかなりのダメージがあったからか飛べないので、紙に乗せてじっくり撮った。
羽に模様があるのが分かり、ハマダラカ(羽斑蚊、翅斑蚊)という名が浮かんだけれど、ネットに載っているそれの模様とは違うようだ。
それでも、ハマダラカだけで日本に10種類ほどいるという記述があったので、その仲間であることは間違いなさそうだ。
マラリヤを媒介するタチの悪いのがこいつか、こいつの仲間蚊。
昔、腕に止まった蚊を観察する人がいたのを思いだした。
蚊は後ろ脚を後方に水平に上げると血を吸い始めるとか、吸ってる時に筋肉に力を入れると針が抜けなくなるなどと言うのだった。
痛くないかと聞けば、痛いよと言いながらも十分に血を吸わせてからぱちんと潰すのが好きらしくて、常人には考えられない趣味の人だった。
ボクの母は生き残った。
ゴキブリのように、「死なす」ことは出来ないそうです。
どのように、共存するか・・?
「ハエ叩き・がじゃんたたき」が・・・イイ・・・?
そちらの言葉だとそうなりますが、標準語的には
かたたき(蚊叩き)・・・となると、肩叩きと紛らわしいね。
母上様に肩叩きの孝行をされた記憶はありますでしょうか?
顔に蚊が止まってるのを叩いてもらったことはおありでしょうか?
「がじゃん」が「おがあじゃん」の想い出に移行するのは末っ子なので仕方ない。