雨音が続いていた寒い夜だったのだけれど、目覚めたら物音がしなくて、雪が降ったなと思う。
すごく寒いというほどではないから尚の事、初雪が積もっているに違いないと確信した。
カーテンを開けたら、やはり世の中が白くなっていて、初雪は粉雪。
『細雪』という谷崎潤一郎の小説があるけれど、細雪という言い方は私の付き合いの範囲では誰も使わない。
粉雪だから積雪はたかが知れていて、このまま根雪にはならないはず。
一生懸命やるとしても、まだ冬支度半日分の仕事量が残っているので、一旦消えてくれないと困る。
積雪対策は半日としても、家の中でやるべきことはいくらでもあるから、なかなか撤収できない。
裏を撮った画面の下部地面の橙色はマリーゴールド。
この初雪の重さ（軽さ）でさえ深々とお辞儀してしまっている竹は、このあと裂けてしまうので切り倒しておかなければならない。
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私など未だに雪は嬉しいものです。
全てを無し終えたあとの雪でしたら余裕を持って眺められるのでしょうが
やり残しがあると気が急きますね。
太宰の「津軽」では粉雪つぶ雪綿雪水雪堅雪ざらめ雪そして氷雪と7つの雪があるようですね。
雪道はスタッドレスですかチェーンでしょうか。
慣れているとはいえどうぞ安全運転にて・・・。
たまに初雪からそのまま根雪になってしまうことがあって、そうなると困るんですよね。
一旦全部消えることがなくても、片付けと最終雪囲い仕事ができる程度に消えることを見越しています。
晴れ間が無かったら、それはもう凍えながらでもやるしかないんですが、そうはならないだろうと楽観的。
7種類ですか・・
当方で降るのは、みぞれ、あられ、ひょう、粉雪、綿雪、牡丹雪の６種類。
春になり雨が降るようになると、積もっている雪がほとんど、ざらめ雪になります。
それで７種ですね。
牡丹雪が当方の一番恐ろしい降雪です。
まるで牡丹の花のような綿雪の塊がぼさぼさと降って来たら、十日町小唄にある通りの『一夜三尺一日五尺の積雪になります。
チェーンも、もしもの時のために積んでます。
先月こちらに来るときにスタッドレスにしてきて、気が早いと見られていたはずで、これで付け換えてきた甲斐があります。
この初雪の重さ（軽さ）でさえ深々とお辞儀してしまっている竹は、このあと裂けてしまうので切り倒しておかなければならない。
新鮮です。
ただ、掴むことのできる水です。
その分、厄介なんですよね。
私は、近々、その厄介さから逃げる予定。