エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

思いの深い 11月

2006-11-01 | 日々の生活
11月はいろいろな記念日がある。
目出度い思い出の日が多いが、母を亡くしたのも3年前の11月だった。
改めて、これらの日々を振り返り、新しい日々の糧にしていきたい。

 結婚記念日 11/2
 当時、信州上田城址にある神社で式を挙げ、その後神社の横にある公民館での披露宴が懐かしく思い出される。ちょうど大学祭の最中に、友達がすべて計画してやってくれた。当時は珍しい会費制で、飛び入りが多く、盛大なお祝いを受けた。信州で青春の6年を過ごし、就職した年だった。あれからもう36年になる。

 妻と私の誕生日 11/8
 私に半年遅れで、妻は還暦を迎える。また、この日8日は、忘れられない私の再出発の日となった。3年前の8日、4ヶ月に及ぶ入院、闘病生活から九死に一生を得て退院した記念の日となった。私はこの日を新しい第2の誕生日と考えている。

 息子の結納   11/11
 親は早く落ち着けばと思いつつとうとう息子も33才になった。本人はいたってゆっくり構えていた。ようやく縁があり、結婚することになった。後は末娘だけとなった。
 式は来春の予定だ。嬉しい。

 表彰式   11/15
 はからずも県の表彰を受けることになった。先日、福島市での表彰式に出席との出欠確認の返信を出した。定年まで2年を残しての病気退職、受賞の資格があったのか疑いつつも、折角なので、自分の半生を打ち込んだ日々をふり返り、心の整理をしてみたいと思っている。

 末娘の誕生日 11/24
 早くいい人に巡り会えますように! 今の両親の一番の願いだ。

 娘の結婚記念日 11/23
 5年になる。4歳の男の子とと2歳半の孫娘に恵まれた。2年前にスープの冷めない、一軒置いた隣に家を持った。毎日、我が家で祖父母に見守られて、賑やかに過ごしている。

● 母の命日 11/29
 私の病魔からの生還を喜び、見届けて逝ってしまった。父にも母にも、今思うほどの親孝行ができなかったことをいつも悔やんでいる。