エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

「みちくさ新聞」を読む

2006-11-09 | 日々の生活
 月に一度のみちくさ新聞が届いた。一ヶ月のなんと早いことか。
 月初めに新聞が届くと、いつも「忘れていたこころ」を反省する。
 いつものように、蛍光ペンを持ってゆっくり読んだ。こころ癒されるひとときだ。

○【人はなぜ生きるか「こころの沈黙のうちに聴く祈り」井上洋治著 (1985講談社)】のエッセンス文を読んで。
 こころの沈黙の中でじっとこころの耳を傾ける姿勢が大切とあった。
 よく、散歩の途中に八幡神社の前を通る。その時は必ず、山門から手を合わせお参りしている。自分の願いを聞いてもらい、「頑張るから」とこころに言い聞かせていた。
 これからは、神様の声をもっと静かに聴いてみたいと思っている。

○「無名者の歌(朝日歌壇1985)」の一首一首を、声を出して読んだ。
 ・黄泉にても再び逢いたき亡き夫よ見紛うなかれ老いたるわれを 滝口八重子
 ・厚き胸に泣きたしと思う夕去りて夫の墓辺に氷雨降りしく  秋山清子

 長い間連れ添った夫婦にも、いつか別れがやってくる。寂しいことだ。
 別れの後にも、こころだけでも一緒にいたいと思う。

(参)
拙ブログ 9/14 「癒しの便り」 
http://blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/d/20060914
拙ブログ 2/18『みちくさ新聞』は心の癒し      
http://blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/d/20060218
       
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