エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

雪囲いを終える

2006-11-26 | 日々の生活
              《書斎に取り込んだ鉢植え》

 冬近くを感じる候となった。庭の冬支度をしなければと思いながらも、吹き始めた寒い季節風に、躊躇していた。少し暖かい日にと思っていたが、今日は寒かったが風がない快晴、小春日に家回りの冬支度をした。
 今朝はこの秋1番の寒さで、最低気温が氷点下2.6度だったが、日中は12度まで上がった。
 冬を越せない鉢物はずいぶん前に部屋の中に取り込んでいた。書斎、廊下に一杯になったが、何となく部屋が落ち着いたような気がして、緑が一段と元気を出したようだ。1年草のたぐいも、ここ数年冬を越して残った株から花を咲かせている。

 脇で遊ぶ孫達を世話しながらなので、午前中一杯かかって庭中の植木類の雪囲いを終えた。耐寒性の鉢物の盆栽類は、ツツジやアジサイなどの根元に並べた。雪が降っては締まりながら1㍍は積もるので、背の低い木は枝はやられてしまう。杭を何本か打って、そこに枝を塩ビの紐で括る作業だ。シオン、アキノキリンソウ、ハナトラノオ、オイランソウ、シュウメイギク、ホオズキ、シソ、アイ等など、冬を間近に庭に寂しく立つ枯れ始めた茎を切った。毎日集めていた落ち葉もかなりの量だ。
 昼からは、西側の窓側に、毎年使っている波板を枠にはったものを7~8枚立てかけたた。夏に痛めた肩が上がらないので、休み休みの大仕事だった。もう明日雪が降っても大丈夫だ。

 冬を越さなければ春は来ない。
 この冬の雪はどうだろうか。大雪にならなければいいがと思っている。(11/24)