そばと今が旬のこごみ ヨコテ家にて
■ 昨日はそばの里美麻(みあさ)まで出かけた。
その後、美麻の隣、小川村にあるおやきの里小川まで足をのばした。
おやきは野菜(ナスや切干し大根、野沢菜など)や山菜(のびるや行者にんにくなど)を炒めて、小麦粉を練ったもので包んで焼いたり蒸したりした食べ物。
おやきはぎょうざのまんじゅうバージョンと書けば知っている人は、それは違うって思うでしょう。でもおやきを知らない人にはイメージが伝わると思う。
最近では蒸すことの方が多いようだが、昔は囲炉裏の灰に放り込んでおいて焼けたところで取り出して、アチィッ!とかアツ!とかアッツー!とか(人によって違うでしょうがとにかく手に持てないくらい熱い)いいながら食べたのだろう。おやきを「灰ころがし」ともいうのはこのようなつくり方に由来している。
囲炉裏が消えておやき本来のつくり方が一般家庭では出来なくなってしまった。
食文化と建築文化は繋がっている。