● 今夜久しぶりに歌謡番組をみた。BS日本のうた(NHK衛星第2)。
誰だ?? オープニングで出演者が全員そろって「恋の季節」を歌ったが、誰だか分からない歌手がいた。
石川ひとみだった。「まちぶせ」は何回も聴いたことがある。彼女はすっかり雰囲気が変わってしまっていて分からなかった。昭和56年の歌、ということはもう26年も経ったのか・・・。今日はロングヘアだったけれど、たしか昔はショートカットではなかったかな。
島倉千代子も出演していたが、彼女は昔から全く変わらないような気がする。声量はすっかり落ちてしまったけれど。
● 手元にこんな本がある。
島倉千代子は戦時中松本市平田に疎開していた。当時小学生だった島倉はある日腕に大怪我をする。偶々近くにいた軍医が手術をしてくれて(48針!も縫って)九死に一生を得たのだという。お千代さんは後年、男に騙されて巨額の借金を背負う。乳がんの手術もしている。そんな彼女の人生を知って聴く「人生いろいろ」は味わい深い。
私はお千代さんの「愛のさざなみ」が好きだ。
あなたが私を きらいになったら
静かに静かに いなくなってほしい
ああ湖に 小舟がただひとつ
別れを思うと 涙があふれる
くり返すくり返す さざ波のように
作詞 なかにし礼
作曲 浜口庫之助