■ ラザーニャだかラニーニャだか、パスタみたいな名前の現象が原因だとか聞きますが、猛暑が続きます。国内最高気温を74年ぶりに更新したそうですね。こんな時はできるだけ外出を控えた方がよさそうです。
『ドーダの近代史』鹿島茂/朝日新聞社 を読み始めました。切れ味するどい「ドーダ理論」、ユーモアがブレンドされた文章。 これは緑陰のベンチで冷たい飲物でも飲みながらゆっくり読みたい本です。
読み進むとこんな記述がありました。**そのドーダ人間にとって、一番欲しいのは「良き聞き手」である。ふむふむと真剣に聞いてくれるばかりか、的確な質問で、その先を誘導してくれる。おかげで、日ごろ考えている以上の思想が口をついて出る。(後略)**
『村上春樹、河合隼雄に会いにいく』新潮文庫 はふたりの対談集です。河合さんはまさに「良き聞き手」、読んでいてそう思いました。対談では村上さんの小説についても語り合っていますから、「春樹旅行」が終るまでは読まないでおこう、と思っていました。読む前にタネ明かしされてはつまらないですから。
ふたりが心理療法的な観点から村上春樹作品を論じていたり、興味深い内容でした。村上春樹の村上龍評がチラッと出てきたりと思いがけない収穫もありました。
春樹旅行を終えて次はどこへ行こう・・・。
『ドーダの近代史』鹿島茂/朝日新聞社 を読み始めました。切れ味するどい「ドーダ理論」、ユーモアがブレンドされた文章。 これは緑陰のベンチで冷たい飲物でも飲みながらゆっくり読みたい本です。
読み進むとこんな記述がありました。**そのドーダ人間にとって、一番欲しいのは「良き聞き手」である。ふむふむと真剣に聞いてくれるばかりか、的確な質問で、その先を誘導してくれる。おかげで、日ごろ考えている以上の思想が口をついて出る。(後略)**
『村上春樹、河合隼雄に会いにいく』新潮文庫 はふたりの対談集です。河合さんはまさに「良き聞き手」、読んでいてそう思いました。対談では村上さんの小説についても語り合っていますから、「春樹旅行」が終るまでは読まないでおこう、と思っていました。読む前にタネ明かしされてはつまらないですから。
ふたりが心理療法的な観点から村上春樹作品を論じていたり、興味深い内容でした。村上春樹の村上龍評がチラッと出てきたりと思いがけない収穫もありました。
春樹旅行を終えて次はどこへ行こう・・・。