■ 昨日、産経新聞のネット版にイギリスの新聞記事が紹介されていました。その記事のタイトルは「Copy Japanese for a greener Christmas」 「環境により優しいクリスマスのために日本人をまねしよう」とこのタイトルの和訳も付いていました。
記事には和服姿で風呂敷包みを持っている日本人の若い女性の写真が載っていました。クリスマスプレゼントを包むのに包装紙が大量に使われ、ほとんどリサイクルされないというイギリスの実情。「日本人に倣って風呂敷を使いましょう」というメッセージだろうと思いますが、これは日本の実情を誤解していますよね。 日本人女性が和服を着て、ものを風呂敷に包んで持っていく姿なんて、今ではほとんど見かけませんから・・・。
イギリスの新聞記者が日本の女性は普段和服を着ているなどと認識しているとは到底思えませんし、風呂敷も普段あまり使われないということだって承知しているのでは。それともいまだにフジヤマ、ゲイシャの国だという認識? まさかね。
記事を取り上げた産経新聞の意図も不明でした。
私がこの記事を取り上げたのはブログのシリーズのひとつに「包む」をあげているから。そう、今回は久しぶりに「包む」シリーズなのでした。