■ 民家 昔の記録。今回は福島県は喜多方の銭湯(8210)。
喜多方は蔵の町ですが、蔵が続きましたので銭湯を載せます。この銭湯は開業した頃はずいぶんハイカラな印象だったでしょうね。
銭湯というと唐破風のついた立派な和風の建物が多いように思いますが、これは洋風。左右対称のファサード。デザインがどことなくライト風?。そして大正時代の建築のような印象ですが実際の建築年代は分かりません。
入口の引き戸はアルミサッシに替えられています。右側の自転車置き場の屋根も後付け。ポーチの片流れの屋根も後からのもの。おそらくこの屋根の下には2階と同じ寄せ棟の屋根が隠れていると思います。
2階の両サイドの窓のデザインがいいですね。色ガラスでしょうか。
内部の様子も観ておくべきでした。喜多方を訪ねたのが26年前、もうこの銭湯は取り壊されてしまっているかもしれません。